日々あんだら
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2012年07月09日(月) |
俺たちの戦場(バトルフィールド) |
今朝、寝ぼけ眼で、洗濯物もいっぱいになったし、洗濯機のタイマーをセットして出かけるか…と考えつつ、 寝巻代わりの甚平を脱いで放り込もうとしたら、何かがバスタオルの下に潜り込んで行くのが見えた。
奴か! 茶色い羽の悪魔がまた出たのか!!! てか洗濯機って!!そんなところにも出現するものなん!!!???
一瞬で目が覚めた。 甚平を放り込もうとした手を止めて、慌てて蓋を閉める。 落ち着け、おれ。落ち着くんだ。 奴は今この中だ。いかにあの悪魔と言えども、今この中から逃げることはできない。 袋のネズミならぬ、洗濯機のGだ。
一瞬、「このまま洗濯機回したらさすがの奴でも溺れ死ぬのではないか」という考えが頭に浮かぶ。 が、次の瞬間、「Gエキスが万遍なく洗濯物に…」と思いついて却下。 ひいぃぃぃ!!!!!(想像だけで鳥肌が立った)
よし。対決だ。ここは対決しかない。 おれと奴らは共に天を戴くことはできないのだ。 心に決めてキッチンの隅からマンガ雑誌と洗濯かごを持ってくる。 いつもGを倒す武器はマンガ雑誌。資源ごみの日に出す時も、必ず1冊は残しておく。 マンガ雑誌さえあれば、そこが俺たちの戦場(バトルフィールド)だっっっ!!!
洗濯機の蓋をそっと開け、洗濯物を1枚ずつ、何か、そう何かがくっついていても落ちるように 念入りに振ってからかごに入れる。 1枚、また1枚と。 大丈夫だ、奴は隙間へ潜り込む習性がある。暗がりを求めてもっと奥に入ったはず。 今、追い詰められているのは奴の方だ。。。
しかしその時、もし、このタオルに奴がしがみついていたら…と想定する。 はっ!いかん!! 奴の最強の攻撃、FGA(フライング・G・アタック)の可能性を考慮していなかった!! 慌てて手に持っていたTシャツを洗濯機に戻し、一度脱いだ甚平という名の鎧を再び身にまとう。 これでOK!
どんどん洗濯物が少なくなって行く。だが、奴の茶色い羽はまだ見えない。 もし、さっきのTシャツの内側に奴が潜んでいたら…今頃奴は洗濯かごの中で脱出の機会を狙っているかもしれない。 迷いが生まれる。 いや、迷うなおれ!迷ったらそこに付け込まれる!! ここは愚直に洗濯機の洗濯物を全て出すしかないのだ。愚直が一番の武器だ!!
自分を信じ、しかし慎重に洗濯物を取り出して行く。 通勤電車の時間が迫って来ているが、ここで妥協してはならない。 遅刻よりも重大な、決して負けられない戦いがここにはあるのだ。
そして、残り数枚になったところで、一番下のハンドタオルの下に茶色い影が滑り込んで行くのが見えた。 そこか!!! そのハンドタオルを最後にバッ!!と取る。 その下からあの茶色い悪魔が出現した。
死ねっ!!オラッ!!!!!
ガン!!ガン!!!!!!
…ぜぇ、ぜぇ。(呼吸)
そこからの勝負は一瞬だった。 俺の目にはスローモーションに映ったが、恐らく1秒かかったかどうか。 マンガ雑誌と、己を曲げない愚直さという2つの武器で、今日も俺はあの茶色の羽の悪魔を撃退したのだった。 (で、ティッシュ4枚重ねで掴み、ビニール袋に入れて厳重に縛った後、生ごみへ) (洗濯槽は除菌用ウェットティッシュで何度も拭いてから、普通のティッシュで乾拭き。笑)
今年はここまで、G撃退率100%です。。 出現即殺。スプレーなどは使わない、接近戦闘派です。(笑)
それでも、朝一でGと戦うと、1日のMPの半分を持ってかれるね。。。 食欲も無くなるっちゅうねん。まあ、食べたけど。(笑)
しかし、去年はほとんど出なかったのに、今年はもう5〜6匹出現してるぞ。 ウチの状態は去年と変わってないので、隣近所が掃除しなくなったとかそういうのかなぁ… なにか対策を考えないといけない時期が来ているのかもしれません。
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