日々あんだら
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今年の富士登山の日程が決まった。
9月の第一週に後輩たちと4人で登る。 内、2人は登山らしい登山が初めて… 道具の高さに早くもびびっていて、「スニーカーじゃダメですか?」とか聞かれた。 ダメです。死ぬ気か。おれを道連れにする気か。
そんな彼らのために富士登山装備リストを作ってあげようとしてるんだが、 出来上がったリストを見ておれが引いた。大作4ページ。(笑) さらにそのリストの絶対必要な品物に頭の中で値段つけて計算していって、途中でやめた。 なに?富士登山ってこんなに金かかるん!? …このリストのもの、もちろんおれは全部持ってますけど? てことは、こんなに金使ったってことか!?
とまあいろいろ凹みつつ、このリストを見せたら「やっぱやめる」って言い出しそうでどうしたものか… と悩んでおります。(笑) でもなー…100均やユニクロで済ませられるやつはそっちを勧めるつもりなんやけど、 やっぱり足元と雨具とリュックだけは妥協したら危ないしなぁ…
まあ、そういうおれも初めて屋久島に行った時はちっちゃくて体に合ってないリュックに、 ふつーのTシャツにジーンズで縄文杉まで登ったからね。しかもリュックの中身はほとんどカメラ。(笑) すれ違う団体のガイドさんたちに二度見されたり、「…その恰好でここまで来たんですか?」って聞かれたり。 今ならわかる。あの時のおれは完全に山を舐めていたということが。 しかも、雨具はちゃちなポンチョしか持ってなかったわ、靴だけは唯一きちんとトレッキングシューズやったけど、 10年近く履いてた古いやつで、下り始めてすぐ両足のソールがペロリと剥がれてもうたわ… 単独行やったし、遭難しなかったのは幸運以外の何物でもない。(笑)
でもだからこそ、登山に合った服や靴やリュックや雨具で登るとどれだけ助かるかわかるんだけど。 そういうことをきちんと説明した方がいいのかなー。 でも若いやつらにそういうことを長々と喋ってたら、かえって萎えられそうやしなーーー。
さて、どうしたものか。 とりあえず、今週会う予定の麦ちゃん(彼も今夏富士登山予定)にそのリストを見せて反応を見てみよう。(笑) それから考えよう。(笑)
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それとは別に、7月の半ばにも山小屋の予約を入れた。 自分の作ったリストを見て、「後輩たちと登る予定は消えてしまうかもしれない」と思ったのと、 「こんだけ投資したのに使うのが年1回じゃもったいない!!」と思ったのと。 とりあえず山小屋の空き状況だけ確認しようと電話したら、もうほとんど空いてなくて、その場で即決・即予約。
ま、おれも登山初心者やし(登ったのは富士山2回と屋久島2回のみ)、それが超初心者を連れて登るんやから、 トレーニング代わりに1回登っといてもええやろ。 富士山のためのトレーニングが富士山。(笑)
とか言いつつ、1ヶ月半後にはあの空気をまた吸えるのか、て思ったらちょっとワクワクしている今日この頃。 みんなで登るのも楽しいけど、単独行も結構好き。 登ってる最中は「なんでこんなしんどいことを好き好んでやってるんやろう…」って後悔するに違いないんやけど。(笑)
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