日々あんだら
DiaryINDEX|past|will
今日は新入社員の歓迎会だった。 ワイワイ騒ぎながら、そういや自分が新人の時って、どんな歓迎会をしてもらったんだっけ? と思いだそうとしたけど全然出て来なかった。 どこの店で、誰がいて、どんな風に騒いだのか…同期3人が隣にいたのは間違いないんだけど。
社員の自己紹介が年次が上の人から順番に始まってって、前半に僕の番が来た時、 先輩から「え?もう出て来るようなタイミングなのか?お前」って言われた。 ええ、もうそんな歳ですよ先輩。 そんな僕からの新人への言葉は「お前ら、すぐに35歳になるぞ!寮を追い出されるぞ!そうならないように人生計画をしっかりしろ!」でした。 新人たちより、僕のちょっと下の独身連中が、なにか刺さったような顔をしてたのが印象的。(笑)
飲み会が終わって、一人違う方向に帰る新人を駅まで送って行った。 そう言えば彼女たちがまだ学生だった頃、一度だけ一緒に飲んだことがあるんだけど、 「あの時、飲みに連れて行ってもらっててよかったです。先輩の顔を1人でも知ってたから入社する時に安心でした」と言われた。 実はその飲み会の直後、一緒に飲んだ別の学生が他の会社に行ってしまい、個人的にはものすごく凹んだし、 今でもトラウマになってるんだけど、その一言であの飲み会をやってて良かったなぁ、と思った。 そんな何気ない一言で僕が救われたなんて、彼女は想像もしてないだろうけど。 人間なんて単純だ。 いや、僕が単純なだけなのか。(笑)
帰りの電車の中で、自分が初心を忘れていることに気が付いた。 なんとか思い出そうとしたけど、思い出せなかった。 うーん、それでいいのかおれ…とちょっと悩みつつ、そんなに悪い気分でもない12年目の夜でした。
|