日々あんだら
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帰省してきてもう4日。 奇跡的にベルト穴は本来の位置をキープしています。
飯はガッツリ出てくるわ、 各種お菓子が山盛りに置かれてるわ、 車社会で全然歩かへんわ… な実家環境では本当に奇跡的。(笑)
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帰省したその日にようこさんのベイビーを撮影させてもらう。 まだ2ヶ月経ってないのにでかい!髪フサフサ!眉毛しっかり!(笑) ようこさんの実家の五月人形の前と、オリーブビーチと、風車前と、オリーブ原木前で撮影。 丸っきり島の子みたいになってた。(笑)
翌日は親友とその娘ちゃんとランチ。 砂浜で貝殻拾いして砂遊びして、いつものとこでご飯。 昔人見知りして僕の顔見て泣きだしたのが嘘みたいに懐いてくれてます。 その代わり、弟の方が人見知り全開。(笑)
で、帰ってきたら従弟がベイビー連れて帰省してきた。 4ヶ月で標準体型らしいんだけど、ようこさんちの子とあんまり変わらん気がする。(笑) 泣き声をあげるたびに大人たちが一斉に右往左往。 さすが、長男は王様だ。 (これが三男くらいになると泣き喚いてても放置される。笑)
そんなわけで、僕のカメラの中は子供の写真でいっぱい。^^;
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2日目の午後、オカンに「晩ご飯調達してきて」と言われたので買い物だと思ってOKしたら、
「てんぷらにするから、タラの芽とヨモギとカラスノエンドウを適量採ってきて」
って、山菜(てか雑草)かい!! そんなわけで、祖父母が昔住んでた家の跡に行って1時間くらいかけて採取。 タラの芽が確実に採れるところは他に知らんのよね。^^;
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ちなみに私、竹の子が好きな野菜ランキングTOP3に入るくらい好きでして。 オカンにリクエストして竹の子尽くしメニューしてもらいましてん。 八百屋で竹の子を3本買ってきて、竹の子ご飯、若竹煮、そして煮た竹の子で作ったてんぷら。
煮た竹の子をてんぷらにするのってこのへんだけらしいね。 季節ものやし、他では食べられない味、ってことで大満足だったわけですが…
その翌日、お客さんからでっかい竹の子を4本もらいました。(爆)
母「どーしよー…」 僕「あと食べとらんのは焼き竹やな」
ってことで焼き竹の子に決定。(笑)
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3日目の朝、地区の自治会放送で目が覚める。
「おはようございます。自治会放送です。暖かくなり、ゴキブリの出てくる季節になりました。…(以下略)…」
…爽やかな休日の朝。 力が抜けてしばらく起き上がれないまま布団の中で一人爆笑する。 (従弟の奥さんもそれで起きてバカウケしたらしい。笑)
これが小豆島クオリティ。ヽ(´▽`;)/
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その夜、momoさんと高松で晩ご飯。 「春天(競馬の天皇賞)の反省会だ!」と集まったのに、ふと気付いたらうどんについて熱く語っていた僕。 「ウゼェ。(笑)」と愛媛県民に笑われる。 うるさい! 冷たいうどんが旨い店は熱いん食べたらまずいのだ! 熱いんが旨い店は冷たいん食べると硬すぎていかんのだ! そんなわけでおか泉は、熱いの食べたらがっかりするくらいまずいけど、冷たいの食べるとさぬきうどんの腰の神髄を味わえます。 絶対冷たいのを食え!!
ちなみにmomoさんとは、なにかの事象や人に対してムカつくポイントが似ている。(笑) 毒吐き大会おもろかった。(笑)
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そして何も予定がなかった今日、そういや高校の同級生(高松在住)が「小豆島に新しいカフェができたから行ってみまい」言うてたなぁ…と思って探してみる。 しばらく道に迷った後にやっと見つけた海辺のカフェ。 なかなかええ感じのお店やん♪と思いながら入ると、「いらっしゃいませ!」と元気なおねーさんが笑顔で出迎えてくれて…
…あれ?
見つめ合うこと数秒。
こいつ、見たことある。 目の前の顔を20年くらい若返らせてみる。
向こうも同じような目でこっちを見ている。
「…あの、hideですけど。。」 「…やんなぁ。(笑)」
中一の時の同級生でした。 10数年ぶりの再会。(笑)
海辺の明るい店内でゆっくりコーヒーをいただきながら、近況を聞いたり、他の同級生の話を聞いたり。 僕は高校から島の外の学校に通ったので、中学以前の友達で今でも連絡を取り合ってるのはほんの数人なのです。 淋しいけど、まあ仕方ない…
「同窓会する時は高校でやるやん?」 「そっかー、そうしたらよばれんもんな。あ、でも…」 「ん?」 「1回、中一のクラスでもやったよ」 「ウソっ!?」 「ホンマホンマ。ちーちゃんとかが幹事やって。私は行けんかったけど」 「…おれ、その案内もろてないわ。。」
そんな、心にザックリ傷を負った午後。(笑)
でも気持ちのいいお店だったしまた行こう。 帰ってきたら行く場所が一つ増えました。^^
http://ohlive.jp
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空気がおいしかったり、
東京や大阪と比べて雑音が少なく、本当に静かだったり、
その分、潮騒や鳥や蛙の声が鳴り響いてたり、
塩の香りが濃かったり、
写真の隅っこにオリーブをちょっと入れるだけで小豆島っぽい写真になったり、
そのへんに食べられる草が普通に生えてたり、
時間の流れがゆっくりだったり、
ああ、やっぱり死ぬのはこの島やな。って再確認した今回の帰省。
今日再会した同級生のカフェオーナーから島に残ったみんなの近況を聞いて、島のために頑張ってるって知っても、今の僕には「すごいな…」しか言えなかったんやけど。 でもいつかはこの島に帰ってこようと改めて思ったのでした。
あと1日。ゆっくり味わおう。^^
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