日々あんだら
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高校生の頃、オカンから「人は亡くなる時、最後に息を吸って亡くなる」と聞いたことがある。 「だから『息を引き取る』って言うんやで」と。 その時はふーんと思っただけだった。
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最近もきちんと夜のジョギングを続けてます。 NBのランニングシューズ買ってから脚の調子もまあまあいいし。^^ GW、帰省したら実家太りしてしまうのはわかってるので、今の内に体重落としとくのだ!!
毎日、走り始めた最初の頃は、「息を吸うこと」を意識している。 リズム良くきちんと吸って、肺の隅々まで空気を行きわたらせるようなイメージ。 でも、周回を重ねるごとにその意識が逆転してくる。 終盤は「息を吐くこと」に重点を置く。 苦しくなってくれば来るほど、息を吐くのが大変になる。 そして、きちんと息を吐いて肺を空っぽにしないと、新鮮な空気が入って来ない。 だから最後の1周は必死で息を吐いている。 息を吐き出しさえすれば、新しい空気はほっといても入ってくる。
そんな感じで息を吐き出すことに必死な時に、20年近く前に聞いたオカンの言葉が蘇って来た。 ああ、だから人は最後に息を吸うのかと。 呼吸が止まるというのは、息を吐き出せなくなることなのだ。
走るようになって、体力と体重維持以外に実感した唯一のこと。(笑)
でも、冷静に考えたら高校生の頃の方が今よりずっと早いペースで、ずっと長い距離を、 走り終えたら立っていられないくらいまで出し切って走ってたんやけどなぁ。 あの頃にはそんな実感には全然至らなくて、今になって気付くというのも面白い。 歳のせいか。 経験のせいか。
まあ、そんなわけで、今日も特にオチはないんやけれども。(笑) せっかく気付いたので日記に書いとこうと思ったのでした。 (たまに数年前の日記とか読み返すと結構おもろいねん。^^;)
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