日々あんだら
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2011年03月22日(火) 『雲の上はいつも青空』


新宿・思い出横丁 (Leica M6 + Canon50mmF1.2 + Kodak Tri-X)


今日、出先から帰る途中に本屋に寄ったら、ハービー・山口さんの新しいエッセー集が出ていた。
『雲の上はいつも青空』
同名のエッセーをWEB上で発表されているのは知っていて、
いくつか読んだこともあるような気がしたんだけど、迷わず買った。
WEBで見るより、本で読みたい。そして気に入ったものは手元に置いておきたい。
そんなタイプの人間なんです。^^;

帰って早速読んだ。
ハービーさんの文章には相変わらず人柄がにじみ出ている。
ハービーさんのエッセイ集ばかり5〜6冊も持ってると、正直「あ、またこのエピソード。(笑)」
って思うことも多いんだけど、何度読んでもいい話やなぁ、と心が温まるのでいいのだ。(笑)
そして、ハービーさんの写真を見ると、やっぱり人間っていいなぁ、と思えてくる。

最近、写真の枚数だけは撮ってるんだけど、自分でいいなと思える写真はほとんどなかった。
特に、人にレンズを向けることが億劫になっていた。
(人にレンズを向けるのって、ものすごいエネルギーがいる)

でも、このエッセイ集を読んで、久しぶりに人を撮りたくなってきた。
この週末は、本当に久しぶりにライカにモノクロを詰めて出かけよう。
我ながら単純で影響受けやすいなーって思うけど、ええねん。
趣味で撮ってるんやから、自分が撮りたい時に撮りたいように楽しく撮るのが一番。

多分、ここのところの僕はいわゆる「スランプ」だったんだろう。
この1冊をきっかけにスランプを脱することができたのかもしれない。
いつも、ハービーさんの写真と言葉はスランプ脱出のきっかけをくれるような気がする。



『雲の上はいつも青空』って言葉も深いなぁって思う。
今のこの日本のためにあるような言葉じゃないか。


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