日々あんだら
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2010年11月29日(月) 闘病生活ダイジェスト




食べかけのリンゴの写真なんて人様にお見せするもんでもないんやけど、
我ながら食べ方がちょっとおもろかったもんで。(笑)



てな感じで、リンゴを食べ続けたこの数日間。
前の日記書いた翌日からずっと熱出して寝込んでました。


11月25日(木)
あれ?ちょっと疲れが溜まってる?とか思いながら出社。
午前の仕事の合間に医務室行って体温測ってみたら37.3℃。(平熱は36℃台前半)
見事びねーつ♪
そのままちょこっと残業までやって帰宅。


11月26日(金)
起床の時点で一応36℃台後半までは下がってたけど、体調的には前日朝と同じくらいな感じ。
来るゼ。ヤツ(風邪菌)はまだ身を潜めてるだけだぜ。
…と、1日仕事するのは無理だと判断し、午後に頼んでた資料とか社外からの連絡が来る予定だったので
午前休に決定。
でも午前休ってあんまり休めないんよね。10時には起きて準備して出ないといけないし。

ということで、出社した時には既にやばい体温になってる気がする。(怖いから測れない)
ええい!今日半日乗り切ったら休みやー!ぶっ倒れてやるっ!!
と勢いつけて仕事するものの、あんまり集中できず。
勢いつきすぎて工場のおっちゃんと電話でケンカしてしまう。
…ひさびさにやってもうた。。。(ちなみに30分後に和解しましたよ。念のため)
体調悪くなると我慢の限界がめちゃくちゃ下がるタイプです。^^;

で、帰宅して体温測ると38.6℃。
ひさびさの38℃台キターーーー!!しかも後半!!
そっこーでシャワー浴びて寝ることにする。


11月27日(土)
夜中、目が覚める→トイレに行く→水を大量に飲む→寝る→目が覚める→…という無限ループを
1.5〜2hrサイクルで繰り返したせいで、あんまり寝た気がしない状態で起床。
飯はガッツリ食って寝たのに、一晩で2kgほど体重が落ちていた。
めっさやつれとるやん。^^;
体温は変わらず38℃台後半。

ちなみに症状は熱と頭痛だけ。
ホント、熱の割に体のだるさも少ないし、比較的頭もはっきりしている。味覚も聴覚も弱くなってない。
他の、鼻水とか喉の痛みとか、咳とかくしゃみとか、体の節々の痛みとか、嘔吐・下痢などの症状はゼロ。
ぶっちゃけ、頭痛さえなかったら遊びに行ったろうか、と思うくらい元気。(笑)

でもさすがにこの熱の数字を見ると出かけるのはやばいだろうと理性が止めて、
1日中、前夜と同じ無限ループを繰り返す。
朝食はいつもどおりシリアル+牛乳。
昼食は肉うどんにおでん3品。
夕食は隣駅のパン屋さんまで行って買ってきたパン5個。
合間にチョコとかリンゴとかをガリガリかじる。
ずっと寝たきりなのにこれだけ食ってもほとんど体重が増えない。
体の中が燃えているというのはこういうことか!

ちなみに昼間寝すぎて夜はあんまり眠れなかった。
(2時半に目覚めてそのまま朝まで「3月のライオン」全5巻を読んで過ごす。笑)

あ、それと額に貼る冷却シート、今まで使ったことがなかったメンソール配合のやつ買ったんだけど、
目がスースーして眠れませんでした。
あれ、欠陥商品な。(笑)
(逆に徹夜仕事する時とかにはいいかもしれん。)

やっぱりこういうのは定番商品が一番です。下手に差別化しようとしてるやつはあかん。


11月28日(日)
朝7時の体温、38.3℃。
未だ続く38℃台。こんなに38℃が続くのは僕の半生でもほとんど記憶にない。
大学生の頃はどんな高熱でも1晩寝たらスッキリ治ってたのに…と老化を感じる。
てか、成人男性に高熱が続くと生殖能力がヤバイんちゃうかったっけ??とそろそろ別の心配が持ち上がる。
まだ生殖してないのに能力がなくなるのは嫌だ。^^;
…で、病院に行こうかと思うけどこの日は休み。ちっ。

朝食はいつものシリアル+牛乳の前に、リンゴ1個とカロリーメイト1箱。
リンゴとカロリーメイトは、夜が明ける前にマンガ読みながらかじってたので、正確には夜食だ。(笑)

昼食は近所の中華料理屋でニラレバ炒め定食餃子セット。
体力つけるにはこれしかないやろ、って感じの組み合わせだが、
「ホンマは風邪を引く前に食べとくべきものちゃうん?」と思わないでもない。^^;
顔色はどう見ても健康的な感じなので普通に外出しても不審がられないんだけど、飯食うと大汗が噴出す。
やっぱ熱があるんやなぁ…と思いながらリンゴと柿を大量に仕入れて帰ってきた。
で、熱測ると夢の37℃台。
なぜこの状態で朝より下がる!?

ちなみにこの日はハチクロ全10巻を読みながら過ごす。
僕の中で、なぜか寝込んだ時はハチクロと決まっているのだ。
で、いつも失っていたものを思い出して若干涙ぐみつつ青春スーツを再装着するのだ。(笑)
(あ、ラストは毎回大泣きです。)

夕食は、さすがに全然動かずにこれだけコッテリしたものを続けると疲れて来たこともあり、
リンゴ+柿+LG21ヨーグルトで済ませる。
まあ、それでもこれだけ食べたら食べ応え十分やけどね。

37.3℃まで熱が下がって来たことを確認して就寝。


11月29日(月)
起床時36.1℃。
やっと平熱キターーーー!!ヽ(´▽`)/

でも、通勤で簡単に0.5℃くらい上がってしまうのもわかっている。
かつ、頭痛は断続的に継続中。
今日と明日、仕事の山を見ると休めるのは今日しかない。
…ということで、大事をとってもう1日休むことにする。

で、遅ればせながら近所のクリニックに行ったんだけど、失敗でした。行かん方がマシやった。
まず待ち時間2時間。
で、診察室に呼ばれて「どうしました?」と聞かれる。
どうしましたもなにも全部問診表に書いてるやろ!と思いながら問診票通りに説明すると、
フムフム言いながら問診票を読んでいる。読んでから聞けや。
で、「喉の奥を見せてください」と喉の奥だけ見て、触診も聴診器も使わずに、
「一応インフルエンザじゃないか確認しましょう」と長い綿棒で鼻の奥の粘膜を取って、
さらに待たされること20分。
結果は「インフルエンザじゃありませんでした」。
ええ、そうでしょうね、インフルの症状なんてほとんど出てませんもんね。
(そしてインフル非感染記録34年3ヶ月で継続中。笑)

で、「総合感冒薬と痛み止めだけ出しておきましょう」とおっしゃる。
ちょっと待て、もう熱も下がってるのになんで今さら総合感冒薬なんか飲まなあかんねん、と思い、
「今、葛根湯飲んでるんですけど、一緒に飲んで大丈夫ですか?」「何時間くらいあけたらいいですか?」と
質問攻撃すると「葛根湯飲んでるんなら総合感冒薬はいらないですね。痛み止めだけにしましょう」。
そうですか、ホッとしました。
葛根湯のことも問診票に書きましたけどね。

「処方箋出しますので受付前でお待ちください」と言われて待つこと45分。
受付前はベンチと椅子が合わせて4人分しかないので、もちろん立って待つ。
45分待つ間に、かえって体調が悪くなって来た気がする。
受付に「何分待てばいいんですか?」と聞いても「端末が1台しかないのでお待ちいただきます」としか答えない。
申し訳なさそうな素振りも全くなし。
クリニック側が完全に「病人は待つのが当たり前」という感覚になってしまっている。
僕より前から待っていた小さい男の子なんか、待ちくたびれたのか病気が余計しんどくなったのか、
お父さんの膝の上で泣き始めた。

もしこれが「当たり前」と言う人間がいるのなら、そいつの感覚が狂っている。


やっと会計を済ませて処方箋をもらい、階下の薬局に持っていって「どれくらい待ちますか?」と聞いたら
あっさりと「1時間くらいですね」とのたまわれたので、処方箋を返してもらって帰ってきました。
そこであと1時間待つくらいなら痛みに耐えます。

帰って来たらもうすでにグッタリ。
体温が36.5℃まで上がっていました。
即着替えて、リンゴと柿をかじって布団の中へ。
一眠りしたら頭痛も消えてたし、薬もらわなくてよかった。

夕方から、近所を歩いたり、自転車借りて隣駅まで買い物に出かけたり、
少し動いたらもっと調子がよくなった。
やっぱり、人間ある程度は動いてないと元気が出ないみたいです。



…ということで長かった闘病生活。
明日からは普段通り出勤します。
会社に行くのがこんなに楽しみなのは、いつぶりか思い出せないくらい久しぶり。(笑)
そして風邪ごときではもう二度と病院なんか行くものか!!と心に決めたのでした。
(元々病院嫌いだけど)


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