日々あんだら
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今日はふみちゃん、キタっち、JUNくんと浅草〜向島を歩く。 僕とふみちゃんがオートコード、キタっちがローライフレックス、JUNくんがローライSL66SEと、 4人揃って6×6使い。 よって「6×6部」と命名される。(笑)
朝寝坊したふみちゃんを除いた3人で、まずは昼食。 浅草の老舗洋食屋、ヨシカミへ。 行列必至な有名店だけど、11:05に行ったらまだ誰もおらず。 張り紙をみたら11:45からだった。(笑)
「どうする?」 「でも後から来て30分とか40分とか行列で待つくらいなら…」 「開店まで待っとこか」
というわけで椅子に座って時間つぶし。 そしたらその後からガンガンお客さんがやってきて、開店15分前には長蛇の列が… おれらの選択は間違いじゃなかった。ヽ(´▽`)/
開店と同時にお店に入り、キタっちはオムライス、JUNくんはハンバーグステーキ、僕はタンシチューを注文。 はっきり言ってタンシチュー、今まで食べたシチューの中で一番高かったんやけど、 めったに来ない(今日が初めて)んやし、たまにはガツっと行きたいやん? そしたらそのタンシチューがものっそ旨かった!! タンは仙台の牛タンよりも分厚く(分かりにくい。笑)、なのにほろほろと柔らかい。 タンが舌の上で溶けるなんて、想像したこともなかったよー!! デミグラスソースの味も濃厚で美味しかったです。
…と味そのものには感動したんやけど、店員さんの接客態度は最悪だった。
途中でふみちゃんが遅れて着いたってメールがあって、2人に「ふみちゃん着いたみたい」って言って、 外に出て電話をしたんやけど、ふみちゃんはもうお昼食べてたみたいで、 「じゃあ、おれらが食べ終わったら合流しよう」って結論になってん。 で、席に戻ると、2人が気を利かせてふみちゃんの分のお水とメニューをもらってたんやけど、 「ふみちゃんは後で合流やって」と伝えて食事を続けたのです。 そしたら数分しておっさんがやってきて、「もう1人はいつ来るの?」と言うわけです。 なんでタメ口やねん、とちょっとカチンとしながらも「すみません、やっぱ来なくなりました」と言ったら、 「じゃあ早く言ってもらわないと。こっちはずっと待ってたんだから。迷惑なんだよ」の言葉。
確かに、来ると言って来なかったのは悪かった。 でも、元々4人席を3人で使ってたので、席を不当に占領してたわけじゃない。 ずっと待ってた、って言うても、僕らのテーブルだけをじーっと見てはったわけでもないだろう。 用意してもらったお水が無駄になったのはそうかもしれないが、そんな多大な迷惑をかけたか? てか、そのセリフは仮にも客に対するものなのか?
その前から、僕の後から入って来た別のお客さんのところに先にタンシチューを出したり、 その後も、奥に座っていたJUNくんが先に食べ終えた食器を、まだ食べてる僕の目の前から手を伸ばして回収したり。 はっきり言って気分が悪かった。 キタっちやJUNくんと一緒だったので、2人の気分を悪くしたらあかんから我慢したけど、 1人やったら抗議してたと思う。 せっかくのおいしいタンシチューが、ちょっと、いや、かなり不味くなった。
浅草には老舗と呼ばれる料理屋さんがたくさんある。 そんなに通ってないので全部の様子を知ってるわけじゃないけど、 例えば100年以上前から続くある老舗の天ぷら屋さんのおばちゃんたちは、 みんな気さくでいい人たちだった。 そういう人たちの心配りや笑顔があるからもう1回行こうという気になるのだ。
ヨシカミの味は確かにおいしかったけど、もう2度と行かない。 老舗か有名店か知らないが、あれだったらその辺のマクドやファミレスや居酒屋の接客の方がずっといい。 全ての店員さんと接したわけではないので全員そうだとは言わないが、 少なくとも僕らの接客をしてたおっさんは、客商売失格だと思う。 そして、そういう人間が一人でもいると、その人間に接した客からは「あの店は接客が最悪」と言われることになる。 それは客商売として仕方がないこと。 だから言います。あの店の接客は最悪です。
*
そんな食事を終えてから、ふみちゃんと合流し、吾妻橋を渡って向島の方へ。 キタっちから2人にブローニーのポジを10本ずつプレゼントしてたのもあり、 2人の撮影ペースも上がる。そして僕もハイペース。(笑) みんなでパチリパチリ撮りながら路地を歩く。
露出計を持ってるはずなのに、JUNくんとふみちゃんから「ここの露出、F8で何秒?」って散々聞かれる。 あのな、おれ今日はISO160のフィルム使ってんねん。 2人のフィルムはISO100やから、露出計の出た目を換算して言わなあかんねん。 計算めんどくさいんじゃー!自分で測れーーー!!
…とは言わず、毎回教えてあげる僕。 なんていいやつ。(笑)
今日の最大の目的は、現在建設中の東京スカイツリーを撮ること。 今ならまだあんまりできてないはずやから、定点観測みたいに撮って行ったらきっとおもしろいはず! 子供が出来て中学生くらいになった頃に「スカイツリーの建設中の写真やねん」って見せるのだ!!(笑)
そんな野望を抱きつつ、でっかいクライミングクレーンが見えたのでそっちに向かって行く。 開けたところに出て見てみたら…
でかっ!! 思ってたより工事進んでるぞーーー!!(笑)
油断してました。 遠目にも分かるくらい工事は進んでいたのでした。^^; これ、結構ペース早いかも…定点観測するなら毎週くらい来てないと。(笑)
4人で定点観測ポイントを探るべく、写真を撮りながら工事現場の周りとトコトコと回り、 絶好のポジションを発見する。
ココダ!!ヽ(´▽`)/
その場所は4人だけの秘密。(笑)
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とにかく炎天下を歩き回り疲れて汗だくでのどがかわいたので「お茶しよーぜ」となる。
「この辺やと、『カフェ』って言うより『喫茶店』やな」 「ですね」 「めっちゃ濃いコーヒーが出てきそうな」 「よし、喫茶店探そう」
とは言うものの見当たらず。 「…錦糸町まで移動しようか?」と押上から地下鉄で1駅。 錦糸町でお茶する。
他の3人はケーキとクリームソーダフロートと、イエローパインジュースフロートを注文するが、 おれは鉄の意志でアメリカンだけにする。
…ふふふ、最近目の前で甘いものを食べられても辛くなくなったぜ♪
ダイエットは鋭意進行中です。(笑)
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そこから総武線で秋葉原に寄り(ヨドバシでE-P1触ったけど、やっぱり触ったら欲求が無くなった。笑)、 またまた総武線で高円寺へ。 昨日にひきつづきゆうこさんの個展『甘い蜜の部屋』へお邪魔する。(※明日月曜日までです) 昨日は人が多すぎてゆっくり見れなかったんだけど、今日はゆっくり見れてよかった。
で、ゆうこさんに「この後どうするんですか?」と聞かれて、 ギャラリーの手前のホルモン屋さんの「つぼホルモン」の看板に惹かれていた我々は、 「ホルモン食べに行く!」「つぼホルモン!!」と勢い込んで答える。
そしたらゆうこさんが異様に激しく、「ダメダメ!おいしいところがあるから!!!」と反応。 「関根精肉店ってお店がすごくおいしいから行ってみて!A4・A5級の牛のホルモンしか使ってないの!!」 「うおー、そこどこ!?」 「駅のほう。ガード下で」 「どう行くのん?」 と道を聞くものの、全くわからん。(笑) 僕が高円寺素人なのもあるけど、僕とゆうこさんの会話が噛み合ってない気がめっちゃする。 (どこだかわからへんけど…^^;) 後で地図を描いて教えてもらったんだけど、それを見てやっとわかった。 ギャラリーから駅へ向かう道の、曲がる場所が僕とゆうこさんで違っていただけだった。(笑) 地図を見たら一発でわかった。ヽ(´▽`)/
で、そのお店へ。 赤提灯。道路側の壁が全部ぶち抜かれたオープンなお店。漂う白煙とお肉が焼ける匂い。 そして重ねたビールケースの上に板を渡しただけのテーブル。
…やばい、ここ、めっちゃ好みや。(笑)
後でます美さんとお友達が合流する予定だったので、「6人で。2人遅れてきます」と6人席を使わせてもらう。 「お飲み物お伺いします」 「ウーロン茶」 「あ、ウーロン茶2つで」 「3つ」 「4つで」
全員ウーロン茶かい!!! そう、僕・キタっち・JUNくんの通称・アセーズは下戸。 ふみちゃんはお酒控え中?
そしてホルモン焼きを頼む。 「ホルモン焼き、塩と味噌を1枚ずつ。それとご飯4つ!」 焼肉やホルモンはご飯も一緒に頼み、肉をご飯にワンバウンドさせてから食べる。 それがアセーズの掟。(笑)
カセットコンロの上にちりとり鍋が2つセットされ、そこにキャベツやニラが山盛りになっている。 この下にホルモンが! で、お店の店員さん(みんな若い女の子)ができるまで作ってくれる。 「みなさん、カメラの集まりかなにかですかー?高そうなカメラがいっぱいですね!^^」とか。 そうそう、こういう下町っぽい接客がええよねー。気持ちよく食べられそう。 (…ってあれ?浅草も下町でしたよね?)
で。 できあがったモツ焼きを食す。 僕とふみちゃんの方に塩、キタっちとJUNくんの方に味噌。
う… うまいぃぃぃぃぃっ!!!ヽ(´▽`)/
ものっそ旨い!! 脂が乗ったトロットロのホルモンが下の上で甘みと一緒にとろけるのだ。 そして塩ダレが絶品! 普通の焼肉屋さんの塩ダレとかとは一味も二味も違う!! (でもどこかで食べたことのある味やったんやけど…どこやろう???) そしてホルモンの脂と塩ダレが染み込んだ野菜がまた旨い!!
味噌の方にも手を伸ばす。 そっちもそっちで旨いけど、塩の方が旨いわ。 そして塩の方を食べたキタっちたちも目を丸くしている。 全会一致で「塩の方が旨い」という結論に。
「どうする?」 「これ、もう1枚ずついけますね」 「塩は絶対やんな?」 「絶対です」 「じゃあ塩と、今度は醤油にしてみようか」
ということで、残った醤油も試してみることに。 またお店の女の子が作ってくれる。1人、めっちゃ好みの子がいてちょっと嬉しい。(笑) で食べた感想。
「やっぱ塩」 「やばい、鳥肌立った!」 「醤油も甘みがあっておいしけどねー」 「おいしいですけど…」 「やっぱ塩」
こうして、ます美さんたちが合流してくる前に、 「私もうお腹いっぱい」 「僕ももう無理です」 「いっぱいです」 と終了宣言をする3人。 「え?おれはまだ予備タンクを空けてるけど?」という僕に驚愕する3人。 その目が「お前ダイエット中ちゃうんかい!」と叫んでいる。
ふっ。 ダイエットは明日から。(笑)
そうして、ます美さんとお友達のタケさんが到着する頃にはもうすっかりマッタリムードに。 到着した2人が飲み物を頼み終えると同時に、すごい勢いで前に出る僕ら。 「塩、これの塩がオススメです!」 「3つとも食べたけど、塩が一番でした」 「お二人が迷わないように、先に全部試しときましたから!」 待たずに食べていたことを正当化する。(笑)
そしてやって来たモツ焼き(塩)。 食べた2人の目が丸く見開かれる。 それを見て満足げな4人なのでした。
…おれらが作った料理じゃないねんけどな。(笑)
「hideさん、これはもう個展をあのギャラリーでやるしかないよ!」 「で、打ち上げはこのお店か!?」 「貸し切って」 「冬にやろうよ」 「で、モツ鍋も食べるか!!」
本気であのギャラリーでやることを考え始めた僕が居たのでした。(笑)
で、2人がモツ焼き(塩)を食べ終わった頃に僕が店員さんに言う。 「関根丼、1つ」(関根丼…甘辛く煮込まれたモツの細切れがご飯に乗ったもの。ラーメン屋の叉焼丼に近い)
びっくりする5人。 「だって予備タンク空けてるってさっき言うたやん」 「hideさんダイエットは!?」 「今日はお休み♪明日から」 爆笑する5人。 「hideさん、今日の日記のタイトルは『今日はお休み♪』に決まりですよ」
キタっちの言いなりになるのはおもしろくないけど、今日のところは採用しといてやる。 「帰ったらもう今日のこととか覚えてないんだよね」 「で、キタっちの日記『詳しくはhideさんの日記で』ってリンク貼ってるんやろ?」 「そうそう、hideさんの日記がアップされるまで待ってるもん。(笑)」
他力本願もええ加減にしなさい。 …と思いつつこうやってきっちり書いてるおれってめっちゃいいやつ。(笑)
そんな、全体的に見ればとてもいい1日なのでした。^^ (この日記、20日の午前2時40分までかかったぞー!明日寝坊したらどないしてくれるねん!!!)
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