日々あんだら
DiaryINDEX|past|will
帰省2日目の今日も朝早くから船に乗って高松へ。 そこから電車で1時間くらいかけて友人の家に行ってきました。 大工さんな彼の部屋には、自分で部屋を仕切って作った暗室があるのです。
帰省の恒例行事。 THE 手焼き三昧!!ヽ(´▽`)/
今回持って帰ったのはライカで撮ったのを中心に、ミノルタやローライやGRで撮った35mmフィルムばかり。 モノクロ用のライカレンズ3本を買ってから初めて焼かせてもらうので、いつも以上にワクワク。 午前11時に暗室に入ってから、途中お昼ご飯(またもやうどん)を食べに行った40〜50分を除いて、 午後7時まで、暗室に引きこもってたよー。 めっちゃ楽しかったー! でも体に酸っぱい臭いが…^^;
今日の一番の発見は「ズマロンはやっぱすげぇ!!」。 僕の持ってるズマロン35mmF3.5はモノクロの描写に高い評価があるレンズだということは知っていた。 でも、作られた年代や経年劣化によって、個体ごとの当たり外れが激しいレンズだということも知っていて、 今まで使って来た感想から、残念ながら僕のレンズは外れの方だろうと思っていた。 なのでその後、同じスペックのエルマー35mmF3.5も買って、そっちの方を使ってたんだけど。
でも、ズマロンもエルマー35mmも何枚か焼いてみてびっくり! エルマーも悪くない。モノクロのトーンはもしかしたらズマロンより綺麗だし、 激しい逆光以外では安定した描写を見せてくれている。 でも、ズマロンのに比べたらなにか物足りない。パンチが弱い。 ズマロンのプリントには、妙な立体感というか、生々しさがある。 友達の言葉を借りれば「ズマロンのプリントはエロい!」。 (写ってるものがエロいわけではないですよ…^^;)
ホンマびっくりした。 このエロさはスキャンしても、そのデータからプリントしても出て来なかったんですよ。 手焼きして初めて気付いた。^^; 正直言うと、エルマーがあるし、35mmF3.5のレンズなんか2本もいらん! ということで手放そうかと思ってたんだけど… 置いといてよかったー!(笑) やっぱりレンズの個性が一番出るのは手焼きやね。^^
ただし、このズマロンは光線を選ぶ。 常にセンター前ヒットを打つエルマーと違って、光線具合によってはホームランをかっ飛ばすけど、 次のコマでは三振してたりもする。(笑) (今回持ち帰ってたのは全部ホームランのコマ) だから、エルマーもやっぱり手放せない。
こうして、どんどんレンズが増えて行くんやなぁ。。。^^;
今日は他にも、ライカのズミクロン35mmF2、ミノルタのMCロッコール58mmF1.4、 ローライ35Sのゾナー40mmF2.8、GR1vの28mmF2.8で撮った写真もプリントしてみたんだけど、 少なくともモノクロの描写については、エルマー50mmF3.5とズマロン35mmF3.5が 最も僕の好みに近いということがわかりました。 しばらく、モノクロはライカ専用にしとこうかな。
*
そして明日は始発便に乗って高知まで行ってきます。 帰りは最終便の予定。 帰省してきてから3日間、一度も実家でご飯を食べてません。 不良息子…^^;
|