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| 2009年03月08日(日) | 『或る日、若者』 |
今週末は土日とも、モノグラムに入り浸り。
キヨっさんの写真展『或る日、若者』を見てきました。
いやー、おもろかった！
詳しいことは感想メモに書いて投函したので省くとして。
金沢で見たのもそうやったけど、キヨっさんの作品は、被写体との距離感が独特でした。
それと、写真とタイトルの組み合わせ方が絶妙でした。
どっちも、マネしようとしてもマネできひん。＾＾；
僕は自分の写真にタイトルをつけたり文章を添えるのが嫌いです。
写真の良さをさらに引き出すような言葉を選ぶことができないから。
他人の作品を見ていても、｢このタイトル、写真と合ってへんなー｣とか｢文章が写真を見る邪魔をしてるな｣
って思うことがほとんどで。
その写真と最適な言葉の組み合わせを見つけられるのは一種の才能で、
その才能を持っている人はあんまりいないような気がする。
でも、キヨっさんは数少ない、そういうセンスを持っている人だと思います。
キヨっさんの写真は、本人も言うてるけど｢作為｣がある程度写真に出て来ています。(特に今回の作品は)
それが良いか悪いかは別だけど。
でも、時としてそれがくどくなりそうな写真も中にはある。
それを絶妙なタイトルが中和して、昇華しているような気がする。
例えて言うなら、｢うどんとネギ｣みたいにちょうどいい薬味になってる。
ネギが入ることで、うどんの良さがさらに引き立っているのです。
(それに比べたらおれの写真は｢素うどん｣やなぁって思う。
麺自体がよっぽどおいしくないと、食べられたもんじゃない。＾＾；)
ホンマ、見に行ってよかったです！
自分と違うタイプのいい写真を見るのってすんごくいい刺激。
｢見に行きたい！｣って思ったあなた。
ごめんなさい、今日でおしまいでした。(笑)
(昨夜書けばよかったんやけど、倒れそうになりながら帰って来たので無理でした。＾＾；)
2日間、写真展を見に来たたくさんの人とお話し、初めましてな人たちとも仲良くしてもらいました。
あまりに居ついてたので、若干ホスト役的な意識も芽生えてしまい、
キヨっさんがいない時にはお客さんにビューワーの使い方を説明したり。(なにやっとんねん。笑)
モノグラムに打ち合わせに来ていた某モデルさんとも、最初はそうと気付かずに普通に喋ってて、
途中で気付いて｢うわぁぁぁーっ！！！｣ってなったけど急に態度を変えるのも変なので
そのままのテンションで押し通したり。
（ちなみにキヨっさんは最後まで雑誌の編集者だと思ってたらしく、
後からモデルさんだったことを聞いてすんごい悔しがってました。笑)
そんな2日間。
すんごい楽しかった！キヨっさん、みなさん、ありがとう。＾＾
でもすんごい疲れた！明日からの仕事がかなり心配。＾＾；
いい写真展を見ると、個展をすぐにでもしたくなるから困る。(笑)
