日々あんだら
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2009年03月04日(水) 銀座の罠


この写真は、僕が香川で一番好きなカフェ、umie。(Leica M5 + SUMMICRON35mmF2 + KODAK SUPERGOLD400)



今日は銀座で飲み会がありまして。
ちょっと早めに会場の下まで着いちゃったわけですよ。
で、どうしようかなーと思ってたら、会場と同じビルの別フロアに珈琲屋さんがあるのを発見。

…どうしよう。
お茶飲んで時間潰してたいけど、ここは銀座。
きっとコーヒーとは思えない値段なはず。。

よし、とりあえずそのお店の前まで行って、きっとメニューとか置いてあるだろうから、
それを見て考えよう。

そう思ってエレベーターに乗ったのです。



エレベーターがその珈琲屋さんのフロアに着き、ドアが開いた瞬間…

うそん。|Д`)

なんとそのフロアにはエレベーターホールなんてものは存在せず。
いきなり店かい!!
しかもおばちゃんが立っていて、「いらっしゃいませ」って。

ヤラレタ…逃げられんでないか。|Д`)


仕方なく空いてるテーブルに座り、おばちゃんが持って来てくれたメニューを開くと、
まず目に飛び込んで来たのは、


・モカ・マタリ…1,600円


の文字。
モカが1杯1,600円かよ!
確かに今、モカの輸入量はめっきり減ってますけれども。
でも1杯1,600円て!!

若干やってもうた感に襲われながらも他のメニューも良く見る。
というか、メニューの左上(安い方)から見る。(笑)
すると、

・ブレンドコーヒー…1,050円
・〇〇(お店の名前)ブレンド…1,250円


の文字。
…コーヒー1杯、1,050円からですか。。。
ホンマにやってもうた!!|Д`)



まあ、ええ歳した男が1,000円やそこらでなにを言うてんねん、って話やねんけど、
おれは1杯200円のドトールのコーヒーで十分幸せになれる人間なのだ。
じゃあお前ら、ドトールのコーヒーの5倍6倍の幸福感をおれに与えられるんやろうな!?って話ですよ。
そうじゃなかったら、その価格は高すぎるってこと。
逆に、10倍の幸福感を与えてくれるなら、値段が10倍でも文句は言いません。


…とは言え、メニュー見て「やっぱりいいです…」と店を出るのはええ歳した男として情けなさすぎる。(笑)
しゃーない。ここは諦めてコーヒーを飲もう。



「あ、すみませーん」と店員のおばちゃんを呼ぶ。
おばちゃん、注文の紙を持ってこっちの席にくる。

僕はメニューを指差し、
「〇〇ブレンドを」
1コ高いのを注文。

…男のつまらない見栄ってヤツさ。^^;



そうやって飲んだコーヒーは、まあ確かに旨かったけど、びっくりするほど旨いわけではなく、
もちろんドトールの6倍もの幸福感は与えてくれず。
これやったら梅田のヒルトンのコーヒー(1杯1,200円か1,500円くらい)の方が20倍くらい幸せになれるわ。
そんなことを思いながら、隣のテーブルで繰り広げられる某大手広告代理店の人たちの打ち合わせに耳を傾けつつ、コーヒーを飲み干して1,250円払って帰って来たのでした。



これが銀座の罠ってやつか?
千葉なら、あのコーヒーで600円くらいやと思う。(笑)
そして千葉なら、きっとエレベーターホールがあってからお店だったと思うんだ。(笑)

なんだあの逃げ場の無さは。
銀座、恐ろしい街です。(ブルブル)


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