日々あんだら
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高2の時に衝動買いで買ったスウォッチ。初めて自分で買った時計だ。 今でも忘れない、税込みで5150円。当時の消費税は3%。^^; 当時の僕の小遣いが月に5千円だったから、月収をはたいて買ったことになる。(笑)
実はそれからずーっと現役一軍。 オカンに奪われてた期間が1年くらいあるけど、取り返してからは休みの日にはいつも使っている。
そのスウォッチが2度目の電池切れをおこしたので、今日渋谷のスウォッチのお店まで行ってきた。 1度目の電池切れが2002年で、その時もこのお店で電池交換してもらったのだった。 今日も5分くらいで交換作業が終わって受け取ろうとしたら若い店員さんが、
「最近の型ではないですよね?古いんですか?」って聞いて来たので、 「もう15年間、ずっと使ってます」と答えた。 「ええっ!?15年!?」 店員さんの目の色が変わった。 そう、改めて数えて自分でもびっくりしたけど、17歳の頃からだから15年だ。(笑)
「文字盤のところの窓が傷だらけなので、少し磨きましょうか?」 むしろ「是非磨かせてくれ」ぐらいの勢いで言われて、もちろんお願いしました。 コンパウンドで磨いてもらって、深い傷は残ってるけど、細かい擦り傷とかが消えてすごく見やすくなった。
他のお店はわからないけど、このお店の店員さんはとても感じがいい。 スウォッチが好きな感じがひしひしと伝わってくる。 前に電池交換した時も「こういうシンプルなデザインのって今ないんですよ。これいいなぁ…」って しばらく時計を挟んで2人で盛り上がったことがある。(もちろん別の店員さんだったけど) 今回もずっと使ってるスウォッチだと知って、とても嬉しそうな顔をしていたのが印象的だった。
この時計は、見た目からして安物だ。 32歳の男がつける時計ではないのかもしれない。 文字盤に数字や目盛りがないので、1分2分の違いは見てもわからない。
でも、値段以上の思い入れがある。 軽くて付けているのを忘れることもあるくらい負担にならない。 休みの日にしか使わないし、1分2分に血眼になって行動する必要もない。
屋久島で縄文杉まで行った時にもずっと付けてたせいか、電池室に汗が入って少し腐食してるけど、 まだまだ現役で頑張ってくれると思います。^^
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そう言えば、僕の部屋には10年15年使っているものがゴロゴロしている。 このスウォッチの前に使っていた時計も、今は電池が切れているけど大事に取ってある。 仕事の時につけている腕時計にしたって学生の頃のものだからもうすぐ9年物。 ジーンズ履くときに使っているベルトは中3からだから18年物。 野球のグローブも15年物。 鍵を一まとめにしているキーホルダーも17歳の頃に買って来たのが何年か前に壊れて、 全く同じものを買って来た。値上がりしていた。(笑) そう言えばこないだ使い切った蚊取り線香の缶も、20歳の夏からだから12年使ってたんだった。(笑) 冬場になったら部屋着で使っているボロボロに磨り減ったトレーナーは18歳からだ。確か。
古いものを大切にしているというわけではない。事実、扱いが荒くてどれもボロボロだ。 でも、まだ使えるものを使い続けるのはいいことなんじゃないかと思う。
こう見えて物持ちいいんです、僕。 だからキタっちと一緒にしないで。(笑)
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