日々あんだら
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2008年08月18日(月) 『Timeless vol.2』




先週の土曜日、僕が参加していた『Acru×polax』のDグループの展示が無事終了しました。
見に来てくれたみなさん、inoさん、Acruのみなさん、Dグループのみなさん、
どうもありがとうございました!


今回は通算32回目(多分)の展示にして初めての、ポラ展への参加でした。
実はpolaxの第2回の時に参加させてもらう予定だったんですが、
急な転勤のせいで準備にかける時間が無くなり泣く泣くキャンセル。
やっと念願かなって今回参加することができました。





僕にとってポラロイド写真は、他のポラ好きなみなさんと比べると、特別なものではありません。
カラーネガがあって、モノクロがあって、ポジがあって、デジタルがあって、ポラがある。
あくまで、たくさんある記録媒体の1つの方式。ただそれだけです。

ただ、やっぱりポラ独特の描写じゃないと表現できないものがあるのは確かで。
その表現を活かしてどう撮るか、というのがいつもポラを持ち出す時のテーマでした。
ちょっと気を抜くと、ポラ独特の描写(=何をどう撮ってもそれなりにいい雰囲気に撮れてしまう)に
頼りっきりになってしまうので。


今回の作品は、666710に出した『Timeless』と同じシリーズのつもりで選んでいます。
前回は実家の工場。今回は母校の小学校。
最近、写真の持つ「残す」という機能を前より強く意識しています。
それも、今を残すというよりも過去を残したい。
かつて自分がいた場所、今の自分を形成する上で大きな影響を受けた場所。
そんな場所が残っている内に、写真に残しておきたいと思うんです。

「残す」という機能を考えるならば、ポラは適切な媒体ではありません。
他の媒体よりも早く退色が進みます。
ただ、そのはかなさも含めて1つの作品にしたいと思ったんです。

母校の小学校も部分的には改築が進み、僕がいた頃とは変わってしまったところもあります。
それでも敢えて、昔と変わらないところを探してシャッターを切りました。
写真は現在しか撮ることはできないけど、少しでも過去に近づけるように。


このシリーズはこれからも続けて行こうと思います。
きっと、もうポラを使うことはないだろうけど。(笑)
次は母校の高校が撮りたいな。
あの高校に進んでなかったら、僕は今きっとここにいないと思うので。




ということで、PHOTOページに今回の作品をアップしました。
よかったらどうぞ。^^


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