日々あんだら
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写真をやってるおかげで、普段の生活では接点が無いような職業の人たちや、 普通にしてたら友達になれないような年齢差の人たちとお付き合いする機会が増えた。 それは、写真をやってて良かったと思うことの中で、一番大きなこと。
で、最近20代前半〜中頃とかの若い子たちの日記を読んでて思うのが、 「ああ、おれも昔はこういう日記書いてたなぁ…」ってこと。 羨ましいくらい、心が揺れてんねん。 で、それをものすごくストレートに文章にしてんねん。 読んでて恥ずかしいくらいに。
正直、羨ましいなと思う。
僕もそんなに言うほど落ち着いてるわけじゃないですよ。 30過ぎても、ちょっとしたことで情けないくらい心が揺れますよ。 でも、そうなった時、数年前までは誰かに電話して愚痴を聞いてもらったり、 日記に書いて不特定多数の人たちに元気付けてもらったり。 そうしないと落ち着けられなかった心を、今では一人で落ち着けられるようになってる。
今はむしろ、本当に落ち込んだ時には誰とも接触しないようにしている。 落ち込んだ日記はできるだけ書かないように意識している。(書きたいとも思わなくなった) 揺れる想いを抱えこんで少しの間じーっとしてたら、そんなにかからずに落ち着けるということを経験上で知っているから。
それが少しは大人になったってことかなぁとなんとなく思ってたんだけど、 今日ある人の日記を読んでいてふと思いました。 もしかしたら、それは心の感度が下がっただけなのかもしれない。
話はちょっと変わるけど、安定性と感度(反応)ってどんなものでもだいたいバーターやねん。 車のハンドルの応答が良すぎたら、逆に安定性が悪くなってスピンしやすくなる。 センサーの感度が良すぎたら、ちょっとした揺らぎで反応してしまって、エラーが出まくる。
だから、僕は落ち着いたんじゃなくて、心の感度が下がって反応が悪くなっただけなのかもしれへんなぁ…と思ったのでした。 そういやここ数年、トキメキってやつともご無沙汰ですわ。(笑)
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