日々あんだら
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2008年03月18日(火) 真夜中の純白




真夜中、駅からの帰り道。
いつも通る道から線路を挟んだ向こう側。
1本の木がこぼれそうなくらいの白い花を付けていた。

多分、染井吉野ではないんだと思う。
そう言えば、僕の去年最初の桜もこの木だった。
そして今年も。

線路の「対岸」にあるせいか、明るい時間だと気付かない。
夜、帰り道の途中にだけ気付く。
闇の中に浮かび上がる、その柔らかな白さに。
なので、いつも唐突に、たった1日の内に満開になったかのような錯覚を覚える。



今年も、1年で一番好きな季節がもうすぐやってくる。


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