日々あんだら
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2007年07月22日(日) 今日の日記





今日は遅くに起きて、ふと見ると本棚が1段抜けていた。
がーん。。。
とりあえず朝食を取った後、片付けることにする。
んが、抜けた段を入れて本を入れてると…


バサッ!!


また落ちた。|Д`)
それにも負けずまた入れ直す。


バサッ!!


3度目落ちてやっと「このままではいかん」という結論に。遅っ。
結局ガムテープでガッチガチに止めることにしたんだけど、やっぱりかっこ悪い。。。
しかも、今まで縦にして入ってた本が横にしないと入らなくなっちゃったんですけど!!
なんで?



とか、バタバタしてる内にすっかり出かけるのが遅くなってしまったけど、午後から写真美術館へ。
今開催中の報道写真展のタダ券を友達からもらってたので見に行ったのです。
いつも思うんだけど、どうして「報道写真」≒「戦争写真」「事件写真」になっちゃうんだろう?
心温まる報道とかもあるやろうに。そういう写真じゃ賞は取られへんのかな…
とにかく全体の半分くらいが戦争や事件の写真でした。
そういう写真の意義ももちろん認めるけど、そればっかじゃねぇ…

ということで、数少ない人々の生活を捉えた写真とかの方がよかったです。
一番すごいと思ったのはストリートでのブレイクダンスを撮った写真。
あれはすごい。あんな写真を撮ってみたい。(笑)

報道写真はもちろん「記録の写真」だなぁと思いながら見ていて、
じゃあ自分の写真はなんだろう?とふと思った。
「記録」ではないし、「アート」でもない。
あえて言うなら「記憶」?
でも一番しっくりくるのは「コミュニケーション」かなぁと思う。
(ま、記録の写真もアートの写真も記憶の写真も、全部「コミュニケーション」なんですけど。^^;)


その後、ちょっと道に迷いながら青山ブックセンター本店へ。
昨日から開催中のPHOTOFESに行ってきました。
うーん…正直言ってちょっと期待外れ。

NATURA WALLってどうなんだろうね。LOMO WALLの時から疑問に思ってたんやけど。
ああいうコラージュにする意味は?
1枚1枚が全然生きてない。
多分1枚ずつ見たらいい写真もあったんだと思うけど、あの形では全くいいと思えなかった。
それぞれの人がそれぞれの写真に込めた意味も思いもあったでしょう。
でもそれが全部埋もれてて消え去ってて、見ていて単なる形と色の集合にしか見えなかった。
じゃあ全体として意味のあるものになってるのか?と言われるとそれもない。
だってそれらを1つに結びつけるものが「NATURAというカメラで撮りました」という1点だけやもん。
「写真」という完成品に対して「カメラ」がどれだけの意味があるのか?
ほとんど無いと思う。
だから全体のまとまりがなくてバラバラ。
それだったら1枚1枚貼ってくれた方が見る意味があったと思う。

僕の写真が採用されている「3piece photographs」も、
自分の写真も含めて「おおっ!」と思えるのが少なかった。
(てか、僕の写真、「それを採用したんかー!!(笑)」ってやつが貼られてたし。笑)
100組貼られてる内の3〜4組だけだったなぁ。こんな写真を撮りたい!って思ったのは。



最近自分の心が若干荒んでるのは自覚してて、そのせいで元々乏しい感受性がさらに衰えてるのかもしれない。
余裕が無くなって来ると毒舌になるのも昔からの癖。
でも、まあ今日見たPHOTOFESの感想をひと言で言うと「こんなもん?」でした。

大阪開催までに回復して、もうちょっと素直に見られるようにしておこう。^^;




帰りに買った写真集は素晴らしかったです。
4年前に古本屋で見つけて、悩んで買わなくて後悔してた1冊。
ABCで見つけてしまって思わず定価で買っちゃいました。
いつか僕も夜に架かる虹を撮ってみたいなぁ。


…あの時買ってれば半値以下だったのになぁ。(笑)


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