日々あんだら
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「フワっ」と来た瞬間。
今日は大阪にて。 Iori(雲州堂)でおいしいお昼ご飯&「AIWOKOMETE」の片割れ観賞と、 うてなでまったりカフェタイムと、 ワンプラで写真展&写真談義と、 雲州堂でRcafeの4周年ライブ。
ライブは、初めましてな植木遊人さんと、二度目ましてなWATER WATER CAMELさん。 叩きつけ揺さ振るような遊人さんと、包み込みフワッと浮遊感のあるCAMELさん、両者の歌はとても対照的で「僕らを一緒に呼ぼうと思ったゆみおちゃんはすごい」(CAMELのボーカル、ヒデさん談)わけで。 でも僕らにとってはどちらも楽しめてラッキーだった。
どちらも最前列かぶりつきで写真を撮ってた僕。 遊人さんの汗と唾を浴び、ギターを弾く右手に頭をしばかれながらも真上に向かってシャッターを切り続けた。 最後の方はファインダー覗いてなかったのでブレブレのボケボケに決まってるけど、でもすごいのが撮れてる予感はある。
MCもおもしろくてみんな大爆笑。自虐中心の関西系の笑い。(笑) 「僕ね、今朝始発で東京から出てきて今日の最終で帰るんです。明日レコーディングだから」 「でもね、ホントのこと言うと財布の中には夏目さん1人もいないんです。どーやって帰るんだとか考えてるんです」 「でも、そんなことよりもこうやって呼ばれたらそれに答えるのが男じゃないですか。だからいいんです」 「それが男なんです」
「だからみんな、帰りに物販買ってくれっ!!」
大爆笑。 買いましたよ、CD。(笑)
WATER WATER CAMELさんは昨年11月、本町のフローギャラリーでのライブを見させてもらった。 そしたら顔覚えててくれて「写真どうもありがとうございます」ってライブ前に声かけられて嬉しかった。
この人たちの歌は対称的にスローで柔らかな感じ。目を閉じて聞くとフワフワ体が揺れて浮遊しているみたいな感覚に陥る。 CDも持ってるけど、CDではその感覚はなくて。 やっぱり生の力ってすごい。
途中まではファインダー覗いて撮ってたんだけど、途中からやっぱりノーファインダー。最後には目さえも閉じて浮遊感を味わいながらシャッターを切った。 ずーっと目を閉じて「フワッ」とか「グワッ」と来た瞬間にシャッターを切る。
それでも、少しチェックした限りでは構図も表情もいいのが撮れていた。 おれって天才かもしれへん。(笑)
ライブ後にはRの店長のゆみさんがステージに上がりあいさつ。 なんでこの人の言葉はこんなにストレートに心に届くんだろう。 そして雲州堂さんサプライズのバースデーケーキ。ろうそくはもちろん4歳。
ユミさんと、バースデーソングを歌うCAMELのヒデさんと、ろうそくの燃えるバースデーケーキを1枚の写真に収めながら「幸せの構図や」って思った。
この時ふと気付いた。それまではなんとなく当たり前だと思っていたんだけど、どこのカフェがよそのカフェスペースを貸し切って、600km向こうからバンドを2組も呼んでバースデーパーティーを開く? そしてそれに100人もの常連(目測)が集まる?
ろうそくの火を吹き消すゆみさんをファインダーごしに見つめながら、実は尊敬の念を抱いていた。(いつもはカウンター越しに僕と馬鹿話ばっかしてるのに。笑)
ライブが終わってからも僕のテンションは上がりっぱなしで、フラッシュを付けたカメラを持って、ノーファインダーで撮りまくり。 楽しそうに話したり笑ったりしてる人がいたら知らない人でもおかまいなしに手を伸ばしてシャッターを切り続けた。 途中で電池が切れたので自分でもどんなのが撮れたのか楽しみ。間違いなくいいのが撮れてるけどね。 きちんと撮るにはファインダーが必要だけど、楽しさを撮るのにファインダーはいらないんだ。 (重い一眼を片手で突き出して撮ってたら腕がつりそうになったけど。^^;)
その後部屋続きのIoriに移動してみんなで夜食。(笑) 遊人さんやCAMELさんと同じテーブルでかっ食らう。 遊人さん(最終便に向けてダッシュ)の残したカレーを片付けたり、絶品豚角煮をCAMELさんたちと分析したり。 ここ、何頼んでも間違いはないです。もっと早く知ってれば…
そんなしながら思わず何度も「今めっちゃ幸せやわ〜」って呟いてたけど、本気です。楽しい1日や充実した1日はあったけど、幸せな1日はとても久しぶりだった。 前がいつだったかわからないくらいに。
終電も無くなったので、サムさん、かなえさんと、南森町〜中崎町の2駅分の夜道を散歩して帰ってきました。 (yuicoさん、道覚えたよー!笑)
さらにお茶に立ち寄った巣バコでサムさんがめっちゃ慎重におぎたんを口説いてたのが印象的だったけど、もう眠いので省略。(笑)
こんな1日を与えてくれたみんなに感謝。特にユミさんとR cafeに。
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