日々あんだら
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2007年02月22日(木) あなたにとって写真とは?


(α-7D+AF100mmF2、ISO250)




「あなたにとって写真とは?」と聞かれるといつも「趣味」と答えることにしている。
素っ気無いけどだってそれ以上でもそれ以下でもないんだもん。
101人目以降のカメラピープルに投稿した時も「趣味」と書いた。


でも、生まれてから今まではまってきた趣味の中で一番深くはまっているのは間違いない。
なんでだろう、といつも自分で疑問に思っていた。



写真を始めたのが4年半くらい前。
最初は1人で撮って、1人でそれを眺めては自己満足にひたっていて、それはそれで楽しかった。
次に自分の好きな写真を撮る人のサイトに行って、BBSにはりつけたりし始めた。
そうしているうちに自分のサイトが欲しくなり、半年くらいかけて作った。
そこで自分の写真を公表したり、気ままな日記を書き散らしたり。
見に来てくれる人との交流が始まって、写真を撮る時に「誰かに見せること」を意識し始めた。
ネットで知り合った人と初めて会ったのは、ある人の写真展の時で、それで抵抗がなくなったのか、
いろんな人と遊びに行ったり飲みに行ったりし始めた。
そして1人で黙って撮ってるより、大勢でワイワイ撮る方が楽しいということを知った。
大阪に行って、友達に誘われたグループ展に参加して初出展して、自分の家のようにくつろげるギャラリーで個展も開いて。

いろんな友達と写真を撮りに行って、友達を撮って、サイトやFlickrやSNSでいろんな人に写真を見てもらって、個展やグループ展では生の反応を見て、そこでまた交流が広がって。


今が写真を始めてからで、一番楽しい。
写真絡みで友達になった人の数は、100やそこらではきかない。
その中には「親友」と呼んでもいいような、信頼している友達もいる。
初めてカメラを手にした時には、手の中の四角い箱を通じてこんなにも友達が増えるとは思っていなかった。

多分、そうでなかったら、ずっと1人で撮り続けていたのなら、今頃写真にも飽きてやめてしまっていただろう。



今では1人で写真を撮っている時にも、いろんな人の視線を感じている。
自分が切り撮ったその光景が、他人の目にはどのように映るのか想像しながら撮っている。
それは、読書とか、野球とか、ドライブとか、観葉植物とか、今まではまってきた趣味をやっている時には感じたことのない感覚だ。

…そうか、だからこんなにはまってるのか。











あなたにとって写真とは?












趣味であり、それ以上に、コミュニケーションツールです。


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