日々あんだら
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2006年09月26日(火) 座敷童(?)の謎


昨日の姫だとは思えません…てか、ホンマに怖いって!!(涙)



今日は2年半ぶりに会うKちゃんと、半年ぶりの是空へ。
ライスお好み焼きやイカ下足焼きなどいつものメニューを食べながら
思い出話や、この2年半の間にあったことや、共通の友人の話なんかで盛り上がる。


「そう言えば前も言うたかもしれんけど、MKちゃんがKYちゃんち来た時にさ…」
「ああ、あの話?」
「そう、『FJ』って呼ばれる子が来たんやってば」
「覚えてないねんなぁ、それ」

確か新入社員の夏のある土曜日、同期のKYの部屋に当時の彼女(現奥さん)のMKちゃんが遊びに来てて、
それを知った僕らが雪崩れ込んで喋ってたことがある。
その時、遅れて同期のFJが遊びに来た、というのだ。
でも当時FJは所沢から遠く離れた船橋に住んでたし、そんな遅い時間に遊びに来るなんてことはありえない。
それどころか、FJが所沢の寮に来た記憶すら全く無い。

「なんか小柄で」
FJは僕よりだいぶ背が高い。
「華奢な感じで、なんか頬がこけてた」
…まあ、太くはないけど頬がこけるほどではない。
「色が黒くて」
どっちかっつーと白い。
「髪の毛が真ん中分けで、ちょっとおかっぱ頭みたいな」
うーん…そんな髪型にしてたことがあったかなぁ…
「で、部屋の隅っこに座って黙ってみんなの話を聞きながらニコニコしてた」
いや、やつの性格からして、盛り上げ役に回るはずだ。
「なんか昔サッカーしてたって言うてたわ」
FJはサッカーはしてないはず。会社の職場対抗フットサル大会にも出てなかった。

「Nもその子のことを『FJや』って言うてたんやけど」
でもすでにNもそのことを覚えていないらしい。
「その後会った時に『こいつがFJやで』って紹介されたんやけど、その人とは全然違うかってん」
うーん………

「Kちゃん、もしかしてさぁ…」
「うん?」
「人じゃないものを見てたんちゃう…」
「ちょっとやめてよ!!ヽ(`Д´)/」
「うわっ、おれも鳥肌立った!!!|Д`) 」


この話、2年半前(最後に会った時)から時々聞いてて、その度にものっそ気持ち悪い思いをしてきてたのだ。
だって誰かわからへんねんもん!!
同期であることは間違いないけど(あの場の雰囲気からして、先輩が輪に入って来れそうもないし、万が一入ってたら絶対覚えてる)、誰か全くわからん。
話の展開からして寮以外の同期っぽいけど…


「ところでさ、MKちゃんその時は月曜日まで泊まってったんやけど、その朝にさ…」

とりあえず気持ち悪いので他の話題にすり替える。
お好み焼きはすでに2枚とも片付き、それどころかデザートのアイスクリームまで胃袋におさまっている。
2人ともお水を飲みながら会話がまた弾み出した。


「そういや航空公園もよく行ってたなぁ」
「あ、おれ、Kちゃんと航空公園行ったことないねん」
「あれ?そうやっけ?」
「うん。そういや昔自転車乗ってNを迎えに来たことあったやろ?(聞いた話)」
「えーと…?」
「なんかNが自転車の後ろに乗って、Kちゃんが裸足で自転車漕いでったって」
「…なんでそんなことしたんやろ?ヒールやったんかな?」
「うん、多分。で、それが爽かやったらしくて、その場にいたみんながその後ずーっと羨ましがってたわ。(笑)」
「えー、みんなって?」
「確かASとか、WTとか、ああ、フットサルしてたはずやからTIも居たはず」
「ん?TIって知らんなぁ。どんな子?」
「えーと、おれよりちょっと背が低くて、色が黒くて、痩せてて、あいつが寮に来たら絶対フットサルしたがって」




「…ん?」



「もしかして『FJ』ってTIのことちゃう!!!!?」
「ええー、そうなん!?」
「だって特徴、TIにぴったりやん!そうや、あいつ高田馬場(新所沢から電車で1本)の実家に住んでたから、時々すごい時間に遊びに来てたわ!」
「あの時、来てた記憶ある?」
「来てたかどうかは覚えてないけど、『来てない』って断言はできひん。ああっ、来てたかもって思ったらめちゃくちゃ来てたような気がしてきた!」
「ええー、写真ないん!?まだ顔をはっきり覚えてるんやけど」
「帰って探してスキャンして送るっ!」


長い間みんな(Kちゃんと僕とN)を悩ませ、迷宮入り→時効かと思われていた事件の解決に一筋の光明が射したのだった。
なんか喉にささった小骨がすっきり抜けた気分。
ああ、すがすがしい。正に秋の空のように爽やかな気分だ♪


「あー、6年ぶりに謎が解けて(しまったような気分で)すっきりしたわ〜♪ヽ(´▽`)/ 」
「…でもさ」
「うん?」
「あたしは間違いなくあの時Nに『FJやで』って教えられてん」
「うん…」
「あれは嘘なん?その後あたしが話するたびに自分でも気持ち悪がってたのは何!?」
「えーと、、多分その時はふざけてKちゃんに嘘教えておもしろがってたんやろうけど…」
「はぁっ?」(切れかけ)
「その内自分でも完全に忘れてしまって、本気で気持ち悪がってたんやと思う…(遠い目)」
「ああ、あの子やったらありそうやなぁ(遠い目)…ってか、あたしの6年間を返せっ!!ヽ(`Д´)/」





そんな秋の夜長。
真相はNのみぞ知る。(てか、Nももう間違いなく忘れてる)



さてっ、TIの写真探そうっと。


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