日々あんだら
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(α-7D+AF28mmF2New、ISO400相当)
ゆえあって、自分が撮った1000枚以上の写真と数ヶ月に渡って向き合うという作業を続けてたんだけど、 どうにかそれも一段落。 実家に帰ってのんびりしてます。hideですこんばんは。
写真を撮る時以上に、写真をパソコンで補正する時の方が写りに対する自分の好みがはっきりわかる。
露出は適正よりほんのちょっとだけオーバー気味。 線は細めが好き。 でもシャープネスバリバリはダメ。 彩度はどちらかというと低め。あっさりした色が好き。 コントラストも低め。基本的に固いのは苦手。 色合いは寒色系より暖色系。(特に被写体が人の場合) それもredよりyellow。 フレアが出るのは嫌いじゃないけどゴーストはだいたいの場面で嫌い。 ボケが汚いとかなり気になる。でも渦巻き型のボケは好き。(笑)
α-7Dで標準レンズとして使っているAF28mmF2Newがあまり好きではないんだけど、 こういう風に並べてみるとその理由がよくわかる。 何度か書いてるようにあのレンズ、逆光にきわめて弱くてフレアが出まくる。 まあそれはそれでいいんだけど、そのフレアがシアンがかった紫なのだ。 僕の嫌いな寒色系。 それで人を撮ると肌の色が気持ち悪い。(笑) 普通に白っぽいか、せめて黄色っぽいフレアやったらなー、もっと気に入ってただろうに。 (逆光じゃなかったらそんなに不満はない。線がゆるめだし開放で光源ボケが渦巻くけど。)
ついでに言うと、これに当てはめてみれば、SX-70よりSLR680/690の方が好きなのも、 Rollei35Sを買った後TC-1を手放してしまったのも当然やな。^^;
しかしこの好み、書いてる途中から気付いてたんだけど、古いロッコールレンズにコダックのカラーフィルムを詰めた時の特徴そのまんまだ。(笑) まあ要は僕の好みはミノルタとコダックに作られたものなんだということ。 人の好みなんてそんなもんなんやろうなぁ。 写真を始めた時に使ったカメラとフィルムが別のメーカーやったら、全然違う好みになってたんだろう。 そう考えると、最初に手に取ったカメラがミノルタでよかった。^^
話は少し変わるんだけど、最近同じコニカミノルタのデジ一眼を使ってる人の写真を見ることが何度かあって、 そのたびに「同じカメラ使っててもこんなに写りが違うのか!!」って驚く。 もちろん銀塩一眼とは違って一般デジタル一眼はCCDを好みのものに変えるということはできない。 その分シャープネスやコントラストや彩度を設定できるようになってるんだけど、 それだけでこんなにも違うのか、と。 ホント撮ってるところを見てなかったら、同じカメラだとは信じられないような写りなのである。
そういうところにも個々人の違いが出てておもしろいな。^^
最近Flickrをしてて思うんだけど、欧米人の写真って押しなべてコントラストや彩度が高い、パッキパキの写真が多い。
日本人や中国人の撮った写真ってどんなにハイコントラストでもまだギリギリ自然な感じが残ってるのがほとんどなんだけど、欧米人のは「これはCGですか?」って思うようなものも結構ある。
国民性の違い?人種の違い? ものの見え方に違いとかあるのかな? そういえば白色人種は黄色人種より物が青っぽく見えるって聞いたことがあるんだけど、 色味だけじゃなくて見え方のコントラストにも差があるんだろうか?
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