日々あんだら
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怪人現るっ!!(笑) (Polaroid PDC3070+キノコの万華鏡、ISO100相当)
今日は朝からお出かけ。 徳島カメラヴのおねーさま方が出展しているトイカメ展を見に徳島まで行ってきました。 2年連続2回目の参戦。(笑) 「帰省したついでに遊びに行こうかな」と思いつつ、 冷静に考えたら実家からより大阪からの方が近かったりする。(爆)
オカンからもらった期限切れの回数券でまんまと船に乗り込み(確信犯)、高松へ。 特急の時間まで少し余裕があったので駅前の本屋に旅のお供を探しに行く。 そこで文庫本の『星の王子様』を発見。 何を隠そう今まで隠してたんだが、実は読んだことがありませんでした。 読書好きの友達が「『星の王子様』が一番好き」とか言うたびに「ああ、あれいいよねー」と話を合わせつつ、 「ところでさ、」とさりげなく(なぜか東京弁で)話題を変えてた男は僕ですはい。 「『星の王子様』読んだことないんだよねー」と恥ずかしくて言えなかった20代の頃… やはり30代になったからには『星の王子様』くらいは読んどかないとあかんでしょう。(意味不明)
ということで買うことにしたんだが、なぜか『星の王子様』が2冊置かれてある。 訳者が違うらしい。そんなん並べて置くなー!どっち買うか悩むやんけっ!! ということで最初の3行ずつを立ち読みして、しっくりきた方を購入。 (だいたい僕は初めて読む作家さんの本を買う時は最初の3行で決める。 それでハズレを引いたことはほとんどないねんなー)
ということで特急の汽車に乗って1時間10分の旅である。お茶とガムも買った。 普段なら30分で読んでしまうだろう1冊の本をゆっくりゆっくり読み進める。 夏の光と汽車の揺れる音と美しい言葉。 嗚呼、至福の時…
と、そこで携帯が鳴った。kazuさんからだ。 デッキに出て通話ボタンを押す。
「あ、もしもしhide坊?」 「おはようございますー」 「今日迎えに行くのがちょっと遅くなりそうなんやけど」 「あ、いいですよー。平気です」 「で、駅に着いたらクレメントって駅ビルがあるんやけど」 「はい」 「で、その地下が食品売り場になってて」 「はぁ…」 「お茶屋さんがあって」 「…?」 「そこの抹茶ソフトがめっちゃおいしいけん食べてまっといて。(笑)」 「わはははは!了解です!!(笑)」
いきなり現実に引き戻されました。 抹茶ソフト抹茶ソフト抹茶ソフト♪(読書欲より食欲)
そうこうしている内に終点の徳島に到着。 さっそくクレメントの地下に潜る。 しかしお茶屋さんを探すがなかなかみつからない。 抹茶ソフトーーーーーっ!!! なんせ僕の頭の中は30分前から抹茶ソフトでいっぱいなのである。 2周くらい探して、徳島銘菓『金長饅頭』と『金長ゴールド』と『おいもさん饅頭』の試食をして、 実演販売の天ぷら(いわゆる薩摩揚げ)を買おうかどうしようか迷って、 それでもお茶屋さんが見つからないので抹茶ソフトは諦めることにした。
「すいません、おいもソフト1つください」 「250円になります」
代わりにお芋屋さんでおいもソフトを購入。チャリーン。(爆)
おいもソフトもおいしかった。芋っ娘が感涙するような味である。 お迎えに来てくれる駅の前で食べるが、食べ終わってもまだ来ない。
するとkazuさんから 「ありえん渋滞につかまってるので結構遅れます」とのメールを着信。 ええーっ!! 「ソフトクリーム食べ終わっちゃいましたよ」と返すと即座に 「もう1個いっとく?」と返事が。 いやいやいや。 「昨日オカンに『お月様みたいなお腹やな』って笑われたのでやめときます」 安易に家庭のネタを使ってしまった僕。 おかげでこの日1日お月様ネタでいじめられることになる。(涙)
…三日月ですからっ!!(絶対違う)
お迎えに来てくれたkazuさんの車に乗り込む。 助手席のあずきさんと、阿波の芸人コンビはしょっぱなからハイテンションである。 入る車線をあずきさんに確認しながら進むkazuさん。 そして、、、、
あ&h「赤赤赤!!!!!」
横断歩道の真上でギリギリ停止する車。 あっぶねー!!
k「ここ、いつも見落としそうになるんよね。(汗)」
いつもかい!(泣笑)
トイカメ展に突撃する前に、まずは腹ごしらえ。 cafe gris-grisへ。 路地裏にある気持ちのいいカフェである。 テーブルについてメニューを見ながらkazuさんがポツリと言った。
「オ、ヒ、オ、キ、ン?何?」
「kazuさん、それ…」
「『chicken』です…」
いや、確かに字が小さくて、「c」が「o」に見えないでもなかったです。 でもね、隣に日本語ででっかく「チキン」て書いとるがな。 もう一同腹筋よじれるくらいの大爆笑である。 もちろん一番笑っていたのはkazuさん本人だった。(笑)
お店の人が注文を取りに来た。 あ「『冷製パスタのセット』を」 k「私は『トマトソースのチキン』で」 h「『チキンのトマトソース』です」 すかさず入る僕のツッコミ。kazuさん絶好調。天然ボケが止まらない。
k「今日はツッコミきついから、絶対しっかりしようと思ってたのにー!!」 赤信号を無視しかけた時点でもう無理です。(笑)
そう言えばもう一つ僕には大事な使命があった。 佐渡の国の優姫から命じられたのだ。 『徳島シスターズの変顔を撮って来なかったらシバク』と。 忠実なる右腕としては命令には従わないといけないのだ。 優さんにシバかれると痛いのだ。|Д`)
ということで「変顔してください」と2人にお願いする。 妙齢の美女2人である。そんなお願いをストレートにしたところで…
「んじゃ行くよー♪」 「ちょっと待って、まだカメラが…」
ノリノリ。 そう、この2人は変顔芸人なのだった。 (というかkazuさんの変顔は怖かった。涙) ちなみにその写真は「優ちゃん以外に見せたら刺す」と言われております。(本気顔で。汗)
そんなこんなでオサレなカフェで大騒ぎし(僕の声が一番でかかったらしい) ふと気付くと僕らの後から入って来たお客さんもみんな居なくなってしまった。 カフェ併設のギャラリーで開催されてた写真展を見せてもらって、トイカメ展会場のMODEEへ。 ここは去年も訪れたステキな雑貨屋さんなのである。 物欲刺激されまくり。ある意味大人のおもちゃ箱。(変な意味ではない)
去年はkazuさんちのボンちゃんとヒメちゃんが一緒だったので一緒に店内を駆け回って遊んでたんだが、 2回くらいお店の商品をひっくりかえしてしまったのだが、 kazuさんにボンちゃんと一緒に僕も説教されてしまったのだが、 まあそんなことは置いといて、
「そーいやボンちゃんとヒメちゃんに会えないのが淋しいですねー」 「絶対暴れると思って今日は置いてきた」
…ちぇっ。(笑)
去年のトイカメ展のテーマは"blue"と"green"だったけど、今年のテーマは"Rhythem"だった。 ムツカシー!
でもみんなそのテーマに沿ってそれぞれの個性を出していた。 自分で密かにおもしろかったのは、僕の知ってるkazuさん、あずきさん、アカネさん、ゆ〜こさんの作品は、 名前を見なくても「これだ!」とわかったこと。 もちろん写ってる人を見たことあったりして、それでわかるってのもあったかもしれないけど、 写真の色とか雰囲気とかが僕の知ってるみなさんのものだったのだ。 まあ僕とみなさんの付き合いもそこそこ長いからね〜。 写真始めてすぐぐらいからネット上では交流があったのだ。 いっぱい見とるけんねー。^^
modeeで写真を見たり雑貨を見て激しく物欲をそそられたりしているとアカネさんも到着。 さっそくアカネさんの変顔写真も撮る。というよりセクシーショットになってしまった。 これも封印の方向で。(笑)
そういえばmodeeで1つお買い物。 それはキノコの万華鏡。(笑) 万華鏡っていうか、先にプラスチックのプリズムみたいのがついたキノコ型の筒なんだけど、 これをデジカメのレンズの先につけて使うとほらこの通り。(上の写真) 簡単に怪獣フォトが撮れてしまいます。(笑) こないだ買ったポラデジといい、こういう遊びも最近楽しくなってきた。^^
結構このお店にも長居してしまったけど(店員さんにポラデジ見せびらかしたりとか。笑)、 みなさんバタバタと忙しいお盆の時期。 夕方の特急で香川にトンボ帰り。 2年続けてこの時期に徳島に来て、2年続けて阿波踊りのお囃子が鳴り響く中帰ってきました。 嗚呼、お祭り好きの血が…血が…
ということで来年は宿取って阿波踊りも見て帰ることにします。 来年はもっと遅くまでよろしく。(←をい)
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