日々あんだら
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どういう経緯だったのかもう忘れてしまったけど、今日は2ヶ月も前からキホさんと約束してた日。 門司港をブラブラと歩く。 考えてみたら九州に上陸するのは中学の修学旅行と高校の部活の遠征以来。 自分の意志で来るのは初めてということ。それが日帰りなんて僕らしい。(笑)
朝6時に起きて6時半の地下鉄に乗る。 7時過ぎののぞみに乗って、すぐ熟睡してしまったらしい。 気がつくと乗り換えの小倉だった。危ない。
門司港駅までは鈍行で。 ホームからしてレトロでいい雰囲気だったので思わずカメラを取り出して撮ってたら 柵の向こうからキホさんに見られていた。 慌てて改札を抜けて挨拶をしたら第一声が、
「…大きくなった?」
1年半ぶりなキホさんにズバリ言われてしまったのだった。 …はい、なりました。(涙)
門司港は町中がレトロでいい感じだった。 午前中は海の近く(門司港レトロ)をぶらつき、面白そうな建物を見つけては中に入って撮りまくる。 でも2人ともテンションが上がったのはそういう整えられたところではなくて…
「あっちの方に倉庫があるから行ってみる?」 「あ、いいっすねー!」
さびれた倉庫街の方が写欲が湧くのだった。 カメラ好きって、つくづく普通の人から見たら変な人種だと思う。 (え?僕らだけ?^^;)
倉庫街をウロウロしてお腹が減ったのでご飯にする。 どうやら門司では「焼きカレー」ってメニューが名物らしいですよ。 カレーの中に卵入れてチーズのせて、オーブンで焼いてるらしいですよ。 それを食べずに大阪に帰れるだろうか?いや、帰れない。(反語)
ということでもちろんお昼は焼きカレー。だけで済むはずもなく、ケーキセットでバナナチーズケーキ。 チーズ嫌いなキホさんは普通のハーフカレーにバナナショコラ。 門司ってバナナも名物らしい。(なんでもバナナの叩き売り発祥の地なんだとか)
それらをペロっと平らげて(キホさん「よく噛んで食べんと太るよー。アキちゃんに言われたんちがうん?」)、 午後は駅を挟んで海の反対側、つまりは山の手の方へ行ってみることに。 門司港レトロのあたりは、本当に古い建物ではあるんだけど、整備されたいわゆる観光地っぽい感じ。 それに対してちょっと山の方に行くと、古い民家やがそのまま残っていて、 やっぱり僕はこういうのの方が好きらしい。さらにシャッターが鳴り響く。 細い坂道を抜けて道に迷ったり行き止まりにぶつかったり。 人の生活している場所なのでそれを乱したりしないように気をつけながらも、 古い街並みを撮るのは楽しかった。 門司はツタとシダと、なぜかドクダミが多い町です。(笑)
あと、廃校を利用してギャラリーやアトリエにしているところ(名前忘れた。最近物忘れが激しくてヤバイ)にも。 中を覗いて、別棟にあるNPO図書館にある文庫本の量に静かに大興奮して、 そこを出たところに居た猫を撫でようとしたキホさんが思いっきり噛まれた。
「あんた、ウチのタロウ(キホさんちの猫)やったらしばかれとるところやで」
キホママ、スパルタです。^^;;;
古い雑貨ばかり置いてる雑貨屋&カフェで「伝説のバナナジュース」を飲みながらおしゃべりして、 キホさんのオススメの廃工場(これがまたツボ♪)を撮って、キホさんのお友達とちょっとお話して帰ってきました。 自分へのお土産は小倉で買った辛子明太子。バナナマンストラップを買うのを忘れてしまった…^^; 時間距離は東京と変わらないのに、帰り道は東京よりも近かった気がする。
帰って来てキホさんから「歩いた時間が半端じゃないからか、体重減ってたよ」とメールが入ったので、 試しに体重計に乗ってみたんですが、500gたりとも痩せてませんでした。 バナナチーズケーキがまずかったか…(血涙)
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