日々あんだら
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2006年03月22日(水) フラッシュのお勉強


6時間耐久お花見!(歩きっぱなし。汗)
(α-7D+AF75-300mmF4.5-5.6(D)、ISO250相当)



親友カップルの前撮りをしたのはこないだの日記にも書いたんだけど、
とりあえず自分に足りないものがなんなのか、いくつか見えてきた。


その中でこれは一番練習せなあかんなーと思ったのが、フラッシュ光量の制御。
これは暗いところで使うフラッシュの話ではなく(いや、そっちも苦手なんやけど)、
それよりも昼間の明るいところで使うフラッシュの話。いわゆる日中シンクロですな。

普段、僕はフラッシュってほとんど使わない。特に一眼レフやレンジファインダーでは。
その場にある光(定常光)で撮った方がその場の雰囲気が出るし、
フラッシュを強く当てたら被写体がのっぺりした感じになってあまり好きではない。
なのでよほど暗いところでも基本は手持ち。

しかし、こないだ撮影してて気付いた。
自然に見せるためにフラッシュが必要な場面もある。
昼間の青天下では色んな方向から光が差す。なので、立ち位置や角度によっては顔に影ができる。
顔の一部に日が当たっていて、その他の部分が影だったりすると、光と影の部分の明暗差が激しすぎる。


こうして書くと当たり前のことだし、僕も頭では理解してたんだけど、こないだの撮影の時に初めて実感したのでした。


そこで影の部分を明るくするように、ごく弱くフラッシュを当てる。
「影を消す」のではなく、「影を薄める」くらいの光。
影を消してしまうくらいの強さで当てるとのっぺりとしていかにもフラッシュを当てました、って写真になる。
一見自然に見えるようなフラッシュのコントロール。

幸いにもα-7D+ミノルタ純正フラッシュ(5600HS(D))の組合せだと、かなり細かく光量の制御ができる。
フラッシュをボディから離して使うこともワイヤレスで可能だし、
最速1/4000秒までフラッシュをシンクロさせることだって可能。
露出補正(定常光)と調光補正(フラッシュ)を別々に設定もできる。
上手く使いこなせれば、自然な感じにも、逆に非現実的な写真にもできるはず。

しかし、それが難しい。
そもそも(フラッシュを使っていない時の)露出を決定するのはISO感度・絞り・シャッタースピードの3つの要素だ。
まあ、普段は絞り優先AEを使っているので、露出補正だけ考えてれば
後は絞りに応じてカメラが勝手に調節してくれる。

でもそこにフラッシュを組み合わせると、フラッシュの光量、照射角、被写体との距離も関わってくる。
さらに同じ光量・同じ照射角・同じ距離でも、絞りとISO感度を変えると明るさはすっかり変わってしまう。
定常光とフラッシュを別々に制御してると、その組合せをどうするかも考えないといけない。
(フラッシュをマニュアル制御してるので。←オートだとなにがどうなってるのか全然わからん…)

で、こないだもいろいろ使ってみたんだけど、光が弱すぎて届かなかったり、
逆に強すぎて不自然になってしまったり。
デジタルなので1枚1枚チェックして光量を変えて何枚も撮り、なんとかちょうどいい1枚を探してたんだけど、
本番では「ごめん、もう1枚」「あ、あかんわ!もう1枚撮らせて!」なんてできるはずもない。
えー、一発で決めれないといけないんですか!?(汗)



ということで、しばらくフラッシュを持ち歩こうと思う。
いきなりピカピカ光らすけど、事情をご明察の上、ご勘弁いただけたら幸いです。m(_ _)m


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