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| 2006年02月05日(日) | ロモ復活 |
って別に死んでたわけじゃないんだけど…(笑)
ウチのロモは帯広のリサイクルショップでシホちに捕獲され、当時所沢に住んでいた僕のところに搬送されたという由緒正しきロモなんだけど(どんな由緒や)、手元に来た時から｢上を向いてスローシャッターが切れない｣という欠点があった。
上を向いてスローシャッター(多分1/15より遅いくらい)を切ると、シャッターの羽根が引っかかって開きっぱなしになる。
そうなると、もう1回巻き上げて今度は下向きでシャッターを切るしかなくなり、結局2コマ分フィルムを無駄にしてしまう。
もう水平より1度でも上を向くとそうなってしまうのである。
(詳しくはコチラ→��,��)
普通なら血の気が引くような欠点なんだけど、その時の僕は｢うわ、めっちゃロモっぽい♪｣と逆に喜んでしまった。(笑)
だってその辺のロモオーナーの会話聞いてみ？
｢振ったら中でネジが転がる音がカラカラ鳴る｣なんて序の口。
｢ファインダーの中のレンズが外れて素通し。写る範囲がわからない｣とか｢急に機嫌が悪くなって動かなくなる｣とか｢丸々1本撮って、きちんと撮れたのが5枚だけやった｣とか、めっちゃ嬉しそうに話しているのである。
これが国産の一眼レフなんかだったりしたら｢くぉらー！欠陥品やんけ！！｣とメーカーに怒鳴り込みそうなもんだけど、ロモだとそれが許される。それどころか魅力になっちゃうのだ。
｢ウチのロモ、買ってから1度もおかしくなったことがないんです。写真もきちんと写るし…｣という人はちょっと残念そうな口調なことが多い。(笑)
ま、そんなわけで僕も｢夕暮れ空が撮れないロモ｣として使ってたわけなんだけど。
最近あんまり使ってなくて、部屋の隅っこにぶら下げてたロモをさっき久しぶりに触ってみた。
シャッター開きっぱなしを見たくて天井に向けて空シャッターを切る。
部屋は暗いのでバルブ。
…と。
あれ？
シャッターが閉じてる！？
もう一度試してみても閉じている。
念のために露出計の受光部を指で塞いで撮ってみてもきちんと閉じている。
うっわー！！シャッターが直った〜〜〜！！！
何もせずに数ヶ月ぶら下げていただけなのに！
なーんにも触ってなかったのに！！
そういえば昔kazuさんが、ロモが動かなくなったのでしばらくヒメちゃんのおもちゃにしていて、久しぶりに触ってみたら直ってた、と言ってたような記憶がある。
ロモは自然治癒力を持っている、という噂は本当だったのか！？(笑)
ということで嬉しくなって久々にフィルムを入れてみました。
明日はローライ35Sはお休みで、ロモとナチュラで行ってきます。＾＾
(でもきっと、ある日突然また開きっぱなしになるんだろうな。笑)
ごめん、今日はこれしかネタがない。＾＾；
