日々あんだら
DiaryINDEXpastwill


2005年12月04日(日) デート


借金も払い終わってないのにすでにガタガタ。(笑)



今日は現役女子大生と半日デート。






…って妹ですけどね。血の繋がった。(笑)





待ち合わせは11時半。いつもの阪急ビッグマン上。(前は混んでるので)
前日、遅刻常習犯の妹に「明日遅刻したらお前の奢りな」とメールすると、「10時に起こして」とレスが。
…しゃーないなぁ。(苦笑)

で、リクエスト通りきっちり10時に起こし、僕は11時25分に待ち合わせ場所に到着。
なんでだろう。やつが時間通りに来そうな気が全然しない。

11時31分。携帯にメールが入る。
「ちゃりのおっちゃんに説教たれられたから20分くらい遅れる」
なんじゃそら!

軽く怒りを覚えながら紀伊国屋書店に行って、写真集を2冊も買ってしまう。
ああ、大散財…(涙)


きっちり20分遅れで妹が登場。
彼女が小学校卒業と同時に僕も実家を出て大阪で暮らし始めたからかもしれないけど、
未だに僕の中で妹は小学生のイメージが強い。
なので会うたびに「うおっ、でかくなった!!」とびっくりする。(笑)


まずはパラボラ。
2Fのソファー席に陣取って注文を待つ間、さっき衝動買いした2冊の写真集を2人でパラパラと見る。
蜷川実花「floating yesterday」と川内倫子「Cui Cui」。
色味が両極端な2人の写真のギャップにのけぞる僕たち。
特に「Cui Cui」→「floating yesterday」と見ると、その印象はさらに強烈になります。(笑)


パラボラでゆっくり2時間かけてご飯と食後のお茶とデザートをいただく。
新メニューのかぼちゃプリンと抹茶ババロア、どちらもすんごくおいしいです。
僕はかぼちゃプリン派、妹は抹茶ババロア派。
あまりにゆっくりしすぎて2人とも寝そうになったので(くつろぎすぎ)お店を出る。
もちろん食事代は妹持ち。かわいそうなのでお茶とデザート分は僕が出してあげる。


その後、近所の「ONE PLUS 1 Gallery」でやっている青柳さんの写真展を見に行く。
天気が悪いせいか他にお客さんもいなかったのでゆっくり見る。
ネット上でも全く交流したことはないんやけど、青柳さんって僕と同い年やねんなぁ…
同い年かぁ…すごい差があるなぁ…(苦笑)

そしてここでも僕と妹の好きな写真は結構かぶっていた。
やっぱり感覚が近い。
(モモさんの個展も一緒に見に行って、好きな写真がかぶってたんやった。そういえば)


そこで唐突に「兄ちゃんってどんな人が好みなん?」と聞かれた。
普段そういう風に聞かれると「よく笑う人」とか「笑顔がかわいい人」とか「雰囲気がいい人」とか答えるんだけど…
ふと思って自分の中で一番正確な表現で答えてみる。

「"白"っぽい人かな」

「ああ」

やっぱり通じた。(笑)
僕も妹も文字や言葉や人に色のイメージがくっついて来るのでこの表現できちんと通じたみたい。
他の人に説明する時には通じないので、わざわざ上のような言葉で説明しているのだ。

「前の彼女は?」
「白に明るい黄色か明るいピンクが混じってるような感じ」
「ふーん…でもあたしの感じる"白"と兄ちゃんの"白"って違うかもしれんしなー」

というので、そこに展示してあった写真の女の子で判定してみる。(青柳さん、ごめんなさい)

「この子とこの子、どっちが"白"?」「こっち」「じゃあ、この子とこの子は?」「うーん…こっちかなぁ」
「大丈夫。おれと一緒やわ。(笑)」

人や言葉に色を感じる人は他にもいるみたいだけど、その色は人によってまちまちだそうです。
なので僕とこの会話が成立するのは多分妹だけだと思います。(笑)


ギャラリーを出てJAM POTでお買い物。
給料&ボーナスが出たばかり。しかもフランスで仕入れて来た雑貨が登場、となれば財布のひもも緩むってもの。
嗚呼、またいっぱい買っちゃった。。
途中お客さんが途切れた時があったので、あんこさんと妹とある相談→即決定。
わー、ちょっとダイタン〜と思いつつ結構楽しみだったり。
詳しい内容はまだ秘密ですけどね。^^


その後、R cafeへ。まるっきり僕1人の時の散歩コース。
そういえば妹はRへ連れてったことがなかった。
お店に入ってゆみさんとうーさんに紹介する。

ゆ「わー、似てますねー♪」
妹「え…」(硬直)
僕「嫌なんかい!」
ゆ「あ、でもかわいい」
僕「『でも』ってなんなんですか!!」

Rの1Fソファー席に座ってお茶とケーキを食べている内に、さっきまで止んでた雨がいきなり降り出した。
そして、輝く稲妻、鳴り響く雷鳴。


おーい、めっちゃ嵐やん!


ということで出るに出られなくなったので雷雨が収まるまでRで雨宿り。
1Fで手持ち無沙汰になったらやることは1つしかない。

「おい、オセロやろうぜ」


そして始まったオセロ対決。
1本目は僕の圧倒的有利で進みながら、最後の最後で妹が大反撃に出る。
やばい、メッチャ微妙な状況!と思ってカウントしてみると…
「あれ?これ一緒(の数)じゃない?」
「うわ、引き分けや!」

オセロで引き分け、人生2回目です。
ちなみ1回目はゆみさんとここRで対決した時です。
…なにかあるのか、R cafe。(笑)


それではすっきりしないし、雨もあられっぽくなりつつまだ降ってるので2本目へ。
いつまでも小さい妹と思っていたら自分がやられる。
こいつは強敵なんだ、と気合を入れて臨む。
戦況は中盤まで妹優勢で進む。「置くとこ無いやん」と頭を抱える僕。
「これで兄ちゃんに勝ったら、今度から特技のとこに『オセロ』って書くわ」と得意げなやつ。
しかし、その慢心が命取りだった。
途中で少なくとも2度置くところをミスした妹を、僕が怒涛の大反撃で追い落とす。
最終的には僕の圧勝だった。


そして泣きの3本目突入。
その時点すでに雨は上がっていた。
大雨のために暇なゆみさん・うーさんが後ろで「うーん…」とか「うわー」とか言いつつ見つめる中戦局は進む。
うーさんから「なにか心がけてることはあるんですか?」と聞かれたので、
「ここに置いて欲しいってところに置かせるために、餌をまいて誘導したりしますねー」と答える。
それを聞いた妹が、その後深読みし始めて、明らかに僕がミスで置いたところに対して攻めてこなくなった。
実はさっきの答えは元々それが狙いの心理戦だったり。

…妹だろうと全力で叩き潰します。

結果、3本目も圧勝。妹激凹み。
「あ、雨止んでる」
やっと気付く妹。3本目始める前から上がってたぞー。(笑)


そんな感じでRを出たのは7時すぎ。
ヨドバシでカメラケース(T3がすでにボッコボコだった。涙)とフィルムを買ってバイバイ。


帰って来て今日撮った妹の写真を四つ切にプリントしてみた。
め、メッチャええ感じ!
個展に出す作品、やっと1枚目ができました。(笑)←兄バカ


正月に帰省したら、一緒に「小豆島の穴場絶景ポイント(by hide)」を巡る予定です。^^


hide |MAILHomePage

My追加