日々あんだら
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2005年11月28日(月) ポラってみた。




ここのところ長らくポラ(SLR680)を使ってなかった。
理由は重いから。
メイン機材をSRT101からα-7Dに替えて、そっちの重量が増えてしまい、
ポラを追加するととんでもない重さになるのでなかなか持ち出さなくなってしまったのだ。
(SRT101とα-7Dはボディ自体の重さはたいして変わらないが、レンズ1本1本の重さが全然違う。)

でもそれじゃもったいない。元々SLR680の写りは大好きだし。
それに素晴らしいポラ作品に触れる機会もあって、「いいなぁ」と思うようになってきた。
幸い、フィルムは9本パックを買ってそのまま置いてるのでストックは十分ある。

ということで、昨日・一昨日の京都観光の時にα-7Dと一緒に持って行くことにした。


カメラバッグにα-7Dとレンズを5本。SLR680とフィルムを4本。それにポータブルHDDやその他アクセサリー類。
それらをカメラバッグに詰めて担ぎ上げる。

…担いだ瞬間に「これはなにか間違っている」と思う。
いつもと同じバッグのストラップの、食い込み方がいつもとはっきりと違う。
これ担いで観光シーズンの京都を1日歩き回るのか?
すでに後悔が胸をよぎる。


で、肩を痛めながら京都を歩き回り、α-7Dと一緒にポラでも撮って来た。2日間で40枚くらいかな?


結果は…








…メタメタ。(涙)





やっぱり久しぶりに使うカメラなので、まずは露出がバラバラなのである。
逆光で人の顔が真っ黒に落ちていたり、逆に日陰で撮った写真は明るくなりすぎて真っ白けだったり。
Rollei35SとかSRT101みたいなフルマニュアルのカメラだと、露出計を見なくてもある程度露出が当たるようになってきたんだけど、逆に露出がオートのカメラだと全然わからなくなってしまった。^^;
せめて絞りとシャッタースピードの値がわかればいいんだけど、なんにもわかんないしなぁ…


まあ、でもそれはまだいい。ある程度失敗するだろうなぁと思っていたので。
問題は露出があたっていた何枚かのカット。
それらもあまり良くないのだった。

別に悪くはない。
露出もピントも合っていて、構図だって決まっている。
でもそれだけ。
そこには僕の感動とか被写体の気持ちとかが写ってないような気がする。
自分で見返して、そこからなにも伝わってこないのだ。他人が見たらもっとそうだろうと思う。
これならこのポラをもらった直後の方がいい写真が撮れてたような気がする。
少なくともポラで撮るワクワク感は写せていた。


露出とピントと構図が決まっている「だけ」の写真なら、別に撮る必要はないわけで。
しばらく使ってないカメラだとやっぱりそれ以上の何かを写せなくなるんだなぁと実感した2日間でした。
正方形のフォーマットは二眼のAUTOCORDで慣れてるはずなんだけど、やっぱり全然違うな。


「重い」とか「フィルムが高い」とか言うてる場合じゃない。
これからしばらくいろいろ撮ってみようと思います。
とりあえず年明け1月のポラ展(仮)に参加表明してなくてよかった。
そんな場に展示させてもらえるような写真じゃありません。^^;;;



<追伸>
こないだアップした「TOY BOX」の1枚目、差し替えました。
理由は、友人が以前に撮っていた太陽の塔の写真と構図が酷似してたから。
さっきネット上をウロウロしててたまたまその写真を見て気付いたんだけど、
「酷似」というよりむしろ「そのまんま」。

もちろんその写真を見たことはすっかり頭から消えてて、撮る時も写真を選ぶ時も全く意識はしてなかったんやけど、あれは「盗作」と言われても何も反論できません。
いいなと思った構図や撮り方を自分なりにアレンジしながら真似することはある程度アリだと思うんだけど、
あの写真はその「ある程度」の範疇を思いっきり越えてます。


大変ご迷惑をおかけしました。
以後気をつけます。。。


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