日々あんだら
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ちょっと前、優さんと熱い写真トークをメールで繰り広げていたんだけど、(笑) その時、僕の写真を評して「一歩引いた感じで、構図が決まった、シャープで感覚的な写真」と言われた。
普段自分の写真を客観的に見ることはないし、さらに好意的な評価だったから素直に嬉しかったんだけど、 それと同時に違和感というか、不思議な感じも受けた。
ん?なんだろう、この感覚???
そう思いながらも、別にはっきりしなかったら困ることでもないのでほったらかしにしておいた。(笑)
それから2ヶ月ほど経った先日、電車の中でその不思議な感じを受けた理由が唐突にわかった。 それはかつて、僕がある人の写真に対して感じていたのと同じ評価だったのだ。
―――――――――― 3年前、写真とネットを始めた直後にある写真サイトに行き着いた。 写真サイト界(どんな世界やねん)では有名な人なので、知ってる人も多いんじゃないかと思う。 「○○を○○した人」と言えば、多分知らない人はいないだろう。
その人の写真を見た時はちょとした衝撃を受けた。 当時はデジカメで撮っていたんだけど、その視点・構図・色使い・人の表情がどれもばっちり決まっていて、 とてもかっこいい写真だった。 見つけたその日の内に、クソ遅いダイアルアップ回線にブツブツ言いながら、 サイトにあった写真を全部見てしまった。 夢中だった。
その時に感じた感想が、「一歩引いた感じの、構図がバシッと決まったシャープな写真」だったのだ。 それからしばらくは、繰り返しその人の写真を見た。 写真を始めたばかりの僕にとって、「こういう写真が撮りたい!」という絶好の教科書だった。 ――――――――――
最近その人とはすっかりご無沙汰になってしまっていた。 サイト名もデザインも変わり、当時僕が衝撃を受けた写真も今はもうアップされていない。 正直に言うと、その人のこともその写真のことも、最近では思い出すことも全くなかった。
それなのに、同じように評価された(レベルの違いはもちろんあるにせよ)ということがとても嬉しい。 「こういう写真が撮りたい!」と思った3年前からまっすぐ進んできたという証だから。
今の僕の写真には、たくさんの人の影響が生きていると思う。 でも多分、一番ベースになっているのはその人の写真なんだろうな。
…って思ってたんだけど、昨夜妹と電話してて気がついた。 写真を始めたばっかだけど、コイツの撮る写真は僕のに良く似てる。 そんなに僕の写真を見せた覚えもないのに。 どう考えても「血」としか説明できないんだけど。
てことは、その人の持ってた感覚と僕が元々持っていた感覚(と妹の感覚)が似てるってことかな??
ところでサイトの方を引っ越しました。 古いURLの方もあと1ヶ月くらい置いときますが、丸2周年を迎える12月24日で消滅します。 リンクやブックマークに入れてくれてる方は、変更をお願いします。m(_ _)m
http://underline.under.jp/index.html
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