日々あんだら
DiaryINDEXpastwill


2005年08月13日(土) 佐渡days 3(カメラ男2人の珍道中・前編)


宙吊りになった小梅たん



予定のないお盆を過ごすあなたに贈る、一時の暇つぶし。
hideですこんばんは。

今日は1日寝て過ごしました。
9時に起きて朝ごはんを食べ、10時から朝寝。
12時半に起きて昼ごはんを食べ、13時半から昼寝。
17時に起きてちょっとネットして晩ごはん。
19時から1時間くらい夜寝(とは言わんだろ)して、親戚の家にお使い。
帰って来てお風呂入ってそろそろ日記書くかー、と思ったらもう日付が変わりそうです。


…ぜんっぜん眠くねぇ。←当たり前。



ということでゆっくりのんびり佐渡2日目の様子でも。


8月7日(日)
朝、興奮のためか5時40分に目が覚める。
習慣でmixiをチェックしたらおきくさんが5時半に書き込み。
ちょっと笑ってレスをつけ、もう1度夢の中へ。

8時にきちんと起きてでかける準備をする。
9時におきくさんが宿までお迎えに来てくれる約束。
少し早く出て、大きな道まで出ておきくさんを待つ。
約10分遅れでおきくさんが登場。アズキ色の車。(車種は秘密。笑)

さっそく車に乗って出発!
…で、「どこ行く?」とおきくさん。
あはは、昨日の優さんと同じ展開だー。(笑)

本当は佐渡と言えばカンゾウの群生を見たいんだけど、あれは思いっきりシーズンから外れている。
(カンゾウの花が見たい方はアイランド◇カメラFREE LIVERへどうぞ)
少し考えて、「佐渡と言えば…金山???」と安易な発想から、最初の目的地は金山に決定。

途中のコンビニで朝ご飯を買うつもりが、行ってみるとおにぎりが1個(しかもおかか)しかない。
うそーん、今の僕はおにぎり気分なのにっ!!
仕方ないのでパンを2個購入。

ところで佐渡の観光施設やコンビニにはどこでも「サドガシマン」グッズが置いてある。
実は前日の宴で優さんから(おきくさんに渡すはずだった)サドガシマンストラップ4個セットでもらってファンになってたんだけど(笑)、ここにも置いてあるのを見かけて大興奮!!
ホント全国的には無名でも佐渡の中では知らない人はいないらしく、どこにでも目立つところにおいてました。

でも、今気付いたんだけど、これ、「全国的に無名」だと佐渡のアピールになってないんじゃ…^^;
(いや、みんなで全国に広めましょう。p^^q)

そしてそのパンを車の中で食べ終えるころ、車は金山に到着したのだった。


金山の入場券を買って中に入る。
入り口でチケットを受け取っているのは地元の中学生。
昨日の宿根木でもそうだったけど、夏休みの中学生が観光のお手伝いをしてるらしい。
こういうのっていいな、と思う。(ウチの地元にも取り入れられんもんかなぁ…)


金山の中に一歩踏み入れるとそこは地下の冷気が漂い、入り口から数歩で汗が引いた。
涼しい…というより寒い。
僕たちはカメラのISO感度の設定を上げながら階段を下りて行った。(こういう時デジって便利♪)

ここは金山の跡に人形を置き、江戸時代の頃の作業風景を再現している。
油断して眺めていると近くの人形がいきなり振り向いてびっくりすることになる。
お「時々子供がびっくりして泣き出すみたいだねー」
そ、そらそうでしょうね。首だけがいきなりグリンって回って目が合ったら大人でも怖いです。(汗)

この金山で働いてた人は流刑者とか農家の次男・三男とかが多かったそう。
夏でも寒い、じめじめしたところで毎日働くなんてどんな気持ちだったんだろうなぁ。
何も無ければ想像もしないですむんだけど、リアルな人形が置いてあってしかもそれが動いてるだけに、いろいろ想像してしまった。
後から優さんに聞いたんだけど、霊感の強い人が金山のあたりに行くと空気が重いって言うそうな。

金山を一回りして出口から出る。
出口を1歩出たとたんに噴き出す汗。あっつぅ〜!!
汗をぬぐいながらも木々の緑にレンズを向けファインダーを覗く。
…と。


な、なんじゃこりゃー!!!


ファインダーの中が真っ白でなんにも見えない!!
一瞬壊れたのかと思ったけど、よく見たらレンズの前玉(正確に言うとそれに付けたフィルター)が
結露で真っ白けになっていた。
うわー、こんなに温度差があったんや!!と改めて実感。
こういう時に慌ててレンズ交換しようとすると、後玉まで曇ってしまう。
しばしそのまま我慢。

資料館の方に行くと、そこには12kg超級の金塊がアクリルの箱の中に展示されていた。
よく見ると箱に穴が開いていて、そこから手を突っ込んで触れるようになっているらしい。

お「あれをあの穴から取り出すともらえるらしいよ」

まーじーでーすーかー!!!

早速挑戦することに。
が、やはり12kgを持ち上げるのは無理だった。
ヨウスケさんのカメラバッグ並みの重さのものを取っ手もないのに片手で持ち上げられるはずもない。(爆)
てか、穴が小さすぎるねん。僕の腕だと下腕部の半分くらいまでしか入りません。(爆)

(編集部注:穴から出すと金塊をもらえるというのはおきくさんの嘘で、本当は記念品らしいです。)


金山を後にし、近くの奉行所(復刻版)に行く。
真新しい建物で風情はないけど、当時はこんな感じだったのかぁ…とうろつく2人。
そこにお白州をはっけ〜ん!!
目を合わせてにやりと微笑む男2人。

僕「じゃんけんにしますか?」(にやり)

「じゃーんけん、ほいっ!!」
グーとチョキで僕の勝ち!!
『立ち入り禁止』という表示を無視してお白州に降り、ゴザの上に正座して頭を下げるおきくさん。(3○歳・男性・独身)
それをパシャパシャ撮る僕。(当時28歳・男性・独身)

それが終わったところで「じゃあ次はhideさんね」。
って、なんでですか!さっきのじゃんけんの意味ないやん!!
と言いつつもお白州に降りる僕。実はちょっとやってみたかった。
さっさと撮影を済ませてその場を後にする2人であった。

(編集部注:よい子は真似しないように)

ちなみにその様子を写メールで優さんに送ると「アホすぎる…」とのコメント。
でも本当は羨ましがっているのはわかってるんだ。
きっともっと面白いことをして写メールで送ってくれるんだ。
待ってますよーん♪^m^


こうして優ママの武勇伝などを聞きながら奉行所跡を後にし、
次に目指すは佐渡の北端。2人とも一押しの「二つ亀」という海岸である。
ここはとにかく海が綺麗らしい。
佐渡のスペシャリスト2人がオススメの場所。期待は膨らむ。

佐渡の中央あたりをウロウロしてたので北端までは結構時間がかかる。
さすがに日本有数のでっかい島。やっぱり小豆島とはスケールが違う。(ちっ)
海と山の間を縫うように来たへと向かうおきくカー。

前日もそうだったんだけど、瀬戸内育ちの人間って水平線を見慣れていない。
(瀬戸内ではどこを向いても島影が…)
なのでこういうところで水平線を見るととにかく感動する。
ということで、感動しながら北へと向かう旅。
道筋の集落もいい感じの漁村で写欲がうずく。うずく。うず…

「おきくさん、あの廃校、いい感じ!停めて!!」

ということで2人で小学校跡に侵入する。
門は開いてたし、ドアもカギがかかってない。
うん、ここは入ってもいいところだな。(勝手な解釈)
2人で入ってバシャバシャ。

カメラ仲間と旅をするのってこういうところがいいところ。
これ、全然趣味が違う友達と一緒だったら「こんなところの何がいいの?」で終わってしまうと思う。


その先には小さいけど満開のヒマワリ畑が。
もちろんそこでも車を停めてバシバシ撮る。
口をついて出てくるボヤキは2人とも一緒。

『女の子がいたらモデルになってもらうのになぁ』
『(自称)グラビアアイドルの優さんがいればなぁ』

えーえー、むさい男ですんませんねぇ。(笑)


二つ亀まではまだまだ。
アズキ色のおきくカーはどんどん北上する。
と、そこに僕の携帯が震えた。高校の同級生からの電話。

友「あのなー、デジタル一眼レフを買おうと思ってて話が聞きたいんやけど…」僕「ええよー」
友「キヤノンのキスデジNとニコンのD70で迷ってるんやけど…」
僕「ああ、ならちょうどええわー。隣にD70使ってる人がいるからちょっと待って」

と電話をおきくさんへ。

お「あ、どーもー。(笑)」

こうしておきくさんのアドバイスもあり、友達はニコンを購入することになりました。(笑)
(最終的にはD50になった模様)


車はカンゾウの群生地の大野亀を抜けて(今はカンゾウのカの字もなかったけど)二つ亀へ。
でもその前にお腹が減ったのでご飯にする。
僕はおきくさんオススメのイカながも丼。おきくさんはイカめかぶ丼を食べる。
ながもって初めて聞いたんだけど、海藻の一種らしい。

これが美味い!
さすが佐渡のスペシャリストおきくさんのオススメ品。
で、そのおきくさんはというと…

お「げほっ、ごほっ。。。」
僕「…?」
お「これ、ワサビが効き過ぎ。絶対バイトくんが入れすぎてる」

ワサビに悶絶するおきくさん(3○歳・男性・独身)であった。。。


hide |MAILHomePage

My追加