日々あんだら
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2004年08月27日(金) |
「Deep Breath」 |
アップしました。 去年の夏に男4人で沖縄に行った時の写真。 自分史上最高、計73枚の超大作!!(絞り切れなかっただけ。爆)
ホントはサイトをオープンする時に一番最初にアップしようかと思ってた写真たち。 でも「クリスマスに夏の写真はないやろ…」と危いところで思いとどまりました。(笑) 「夏になったらアップしよう」とここまで温めて来たんですが…
危く来年の夏まで温めるところだった。。。(汗)
沖縄に滞在した7日間。 デジカメ2台で1400枚、36枚撮りフィルムで16本撮りました。 これまでのカメラ人生(なんじゃそりゃ)で一番たくさんシャッターを押した日々。 7kgのカメラバッグを担いでアホほど汗をかきながらバッシャバッシャと撮り歩きました。 同行の友人たちには初めは白い目で見られてたものの、そのうち彼らもその状態に慣れきってしまい、 レンズを向けても無反応。旅の後半はなかなかいい写真がたくさん撮れました。(笑) (顔がまともに写ってる写真はNGですけどね。^^)
もちろん写真を撮ってただけじゃなくて、おいしい沖縄料理をたらふく食べたり、 シュノーケリングで熱帯魚とサンゴ礁の世界に声を忘れて見とれたり、 翌日ふくらはぎが重度の日焼けになって(ていうかあれは火傷)1日歩けなかったり、 夜は友人たちと港へ行って満天の星空の下で泡盛のシークワァーサー割を飲んだり。 (僕はシークワァーサージュース。笑)
人がストレートで時間がゆっくり流れていて、クソ暑いことを除けばとてもいい場所でした。
でも、沖縄にはもう一つの顔があります。 それは、第2次大戦で唯一地上戦が行われた場所だということ。 沖縄中いたるところに戦跡がありました。 例えば首里城や玉稜だって激しい戦闘で破壊され、修復されたもの。 観光客が笑いながら(僕もその1人だったけど)歩いている道の隣に戦跡があったりします。 普段「戦争反対」「人を殺してはいけない」と口では言っててもイマイチ実感できていなかったことが、 あそこへ行けば、数十分の1でも、数百分の1でも実感できるんじゃないでしょうか。
アップした中には海軍司令部壕や平和祈念公園で撮った青空や喜屋武岬の夕暮れ空の写真もあります。 美しい風景と悲惨な過去が隣り合わせにある場所。 多分58年前もこんな風に(もしかしたらこれ以上に)美しい夏だったんだろうなぁ。 7日間で何度「なんでこんな綺麗なところで殺し合いなんかしたんやろう…」と呟いたかわかりません。
いつかわからないけど自分に子供ができたら、理解力ができてきて感受性が豊かな小学校低学年頃に 1回沖縄に連れて行きたいと思っています。 沖縄の空と海と歴史を見せるために。
その頃には沖縄の悲惨な面もしっかり切り取れるようになっていたいと思います。
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