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| 2004年05月12日(水) | 便座ヒーターのススメ |
うちの本社のトイレには生意気にも便座ヒーターが付いている。まあ借りビルなので、付けたのはビルのオーナー会社なんだけれど。
で、この季節になると便座ヒーターのスイッチも当然切られてるわけで…
毎年この季節になると思う。
便座ヒーターは1年中つけとかなあかんやろ、と。
｢は？こいつなに言ってんの？｣と思ったそこのあなた、その感覚は正しい。
夏場に便座ヒーターなんか暑苦しいだけだし、地球環境保護の観点からしてもエネルギーの無駄遣いは罪悪である。ましてやエネルギー業界の最下辺にぶら下がって給料もらってる僕なんかの立場では節電に努めるのは当然のことだ。
しかし、である。
個人的に便座ヒーターの最大の長所は｢冬場に座っても便座が冷たくない｣ということではないと思うのだ。
言い換えると、ヒーターの付いていない便座の最大の短所が｢冬場に座ると便座が冷たい｣ということではないのである。
ヒーターの付いていない便座の最大の短所。
それは｢ヒーターが付いていないのに便座が冷たくない時がある｣ということなのだ。
その不快感たるや、冬場の寒い朝に冷たい便座に座った時の比ではない。
便座ヒーターが付いててなにが嬉しいと言って、前の人の温もりを感じなくていいという、正にこの1点なのである。
よって僕は声を大にして言いたい。
便座ヒーターは1年中つけとけ。
