日々あんだら
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今までこのサイトでは言ってないと思うけれど、ウチの部屋にはCDが2〜300枚ほどあります。 (正確な数字は自分でもよくわからん…) 今日、その中から最近は全く聞いていなかったCDを取り出して聞いてみました。 大学生の頃にはしょっちゅう聞いていたCD。一時期は朝の目覚まし代わりでもあった曲。
やっぱり学生時代のことを思い出しました。 今までの人生で一番気楽で、一番時間が余ってて、一番友達と遊んでいた時代。 最も怠惰で最も活動的だった頃。
あの頃、今みたいに写真をやってたらどうなってただろう、と考えることがあります。 今みたいに休みの日にしかカメラに触れなくて、何かに追われるように写真を撮ることはなかったと思う。 上手下手じゃなくて、今とは全然違う写真が撮れてたんじゃないかな。 同じ人が撮ってても、写真にはその時の年齢とか、立場とか、気分とかが写るものだから。 それがちょっともったいなかったなぁ、と思う。 「あの頃からやってたら今頃もう少しは上手くなれてたのに」とか、そういう後悔は全くないけれども。
もう一つ後悔してるのは、あの頃住んでいた街、ドライブで行った場所、好きだったお店などの写真が ほとんどないこと。(友達の写真は使い捨てカメラで大量に撮ってたけど) 所沢や実家の写真はたくさんあるけど、今まで住んでいた街の中で唯一大阪の写真だけが少ない。
去年の春、大阪に出張した時に時間が余ったので、コンパクトデジカメだけ持って 昔住んでいた街をフラフラ歩いたことがあります。 構図とか露出とかシャッターチャンスとかほとんど考えずに、瞬きをするようにシャッターを切ってみました。 でもやっぱり、僕が住んでいた街とは違っていました。 よく行っていた喫茶店が無くなっていたり、友達の住んでいたアパートに他の誰かが住んでいたり。 街が少しずつ変わっていくのは当たり前のことで別に悲しむべきことじゃないんだけど、 「僕の住んでいた街」の写真が無いのはやっぱり少し残念です。
これから住む街や気に入った場所、仲のいい友人たちを自分の記憶に焼き付けるのと同じくらい、 フィルムにも焼き付けていきたい。
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