夜の雨晩秋の長く深い夜父の寝息が気になる。それまで普通だったのにお風呂前後足がふらついてベッドに入るサイダーを一杯飲んで妙にしゃべりかける。少し声の調子もおかしい。受け答えは普通だが・・・ダンナと医者に行こうって言うのに、明日行くから〜と言って寝入ってしまった。不安が寒さと眠たさを呼んでくるこれからこんな事が襲ってくる日々が増えると…重い覚悟をしろと自分に言い聞かす。