今朝のNHKニュースで知ったのだが・・・ アメリカのスタッテン島で同時多発テロで亡くなった島民268人を追悼する記念碑が出来た。そのデザインを担当したのが在米建築家 曽野正之さん。 記念碑は「ポストカード」と名付けられ、犠牲者と遺族が思いを交わす2つの大きな絵葉書をイメージ。世界貿易センターの跡地に向けて大きな白い翼を広げた様にも見える。 そこには犠牲者の横顔が彫ってある。一人ずつ写真を見て身内の方に見てもらいながらの作業だったらしい。記念碑に魂がこもってる気がした。 なんってステキなモニュメントなんだろう。
WTC・・・倒壊したWorld Trade Centerは日本人建築家ヤマザキ・ミノル氏の設計によって 1973年に建てられていたものだそうだ。 あの建物が倒壊するのをなんか夢の中のような気分で見てから3年が経ってしまった。 今また以前よりも高く新たな高層ビルが建つと決まってるらしいが・・・ それはアメリカの誇りなのだろうか?? 何も建てない・・・安藤忠雄氏のなだらかな芝生を貼った丘を提案した話なんかを思い出してそういう選択は出来なかったのか?とかって思ったりもするが・・・現実には無理なんだろう。 いつか歴史がすべて忘れ去ってしまう頃、あの地にはどんな息遣いが聞こえているのだろう? その頃にはテロも戦争も無くなっているのだろうか??
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