お店を出た後は「お疲れー」って言ったきりで、二次会も何もそういう話はないままの流れ解散で。 さっさとみんなから離れちゃうヒロカズさん。 私は、いつの間にか彼を追いかけてた。 だって、何か曖昧すぎてて…確かめたかったから。 駅まで歩きながら、
「(この後)どうしたいの?」 「え?」 「一緒にいたいの? いたくないの?」 「そりゃあ、一緒にいたいですけど」 「で? どうしたい?」 「どうしたいって…どうしたらいいの?」 「俺の事好きなの? そうじゃないの?」 「だから。好きですって」 「じゃあ俺に任せる?」 「…うん」
というような感じの会話で(ナンじゃこりゃですよね・笑)。 とりあえず、そこから移動して別の場所へ行くことに。
電車の中で、かなり恥ずかしい思いをさせられました(汗)。 好きな芸能人の話になって、私は好きな芸能人っていっぱいいるので、すぐ答えられないでいると、 「じゃあ、一般人は?」 …明らかに自分って言わせようとしてるし。
途中の、彼の乗り換え駅に近付くと、 「降りようかなー。降りていい?」と思わせぶり。 ここまで来てそれはないでしょ!って思ったけど、 「ヤダ」って言わざるをえないし…。
まさか、そんな人だとは思いませんでした。(いい意味で)
とある駅にて降りて、ホテル街へ。 適当に歩いて、彼が適当に入ったとこになる。 (もしかしたら、知ってたのかもね〜) その間、ずっと手は繋いだまま。 セージの時はそれがなかったから、久々で新鮮だった!
部屋に入ったら、ソッコウ服を脱ぐ彼。 服にしわが寄るのが嫌なんだそうだけど、私としては下着姿の彼を見るのはだいぶ気が引けますよ??? (そんなお世辞にも立派な身体とはいえないのに)
緊張してどうしていいか分からなくなる私。 お風呂を入れたりして気を紛らわそうとするんだけど、やっぱりねえ。 間が持たない。 どうしようってそればっかり。 (半分、私が引きずり込んだようなものだけどさあ) ソファに座ったり、お風呂場とかを行き来したりして。 「まだそんなに早くにお湯は入らないだろ」って言われたけど、 緊張して落ち着けないんだもん(>_<) そしたら急にヒロカズさんから立ったまま抱き締められてそのままキスに突入。 長い。(キスの時間が) そのまま、服の中に手を入れられ、脱がされ…。 「上、着すぎ!」 とのツッコミ。確かに、トップスだけ重ね着しまくりで凄かったの(汗)。 「寒いんだもん」 ごめんね、ロマンのかけらもない子で。 下着の上下合わせてないことに気付いたり。 だって、こんなことになるとは全く思わなかったから! で、立ったまま、色んなトコ触られちゃった。(恥)
「一緒に風呂入る? 恥ずかしい?」
って言われて、一瞬別にそれでもいいかなって思いも過ぎったけど(慣れって恐ろしいね…)、やっぱり恥ずかしいからお断りしました。
私が先にお風呂に入ったんだけど、途中で何度も乱入されまくり! 何かね、目が悪いって言うと、 眼鏡やコンタクトを外すと何も見えない=何も分からない って勘違いされる方が大勢いらっしゃるんですけれど、 いくら目が見えなくても、ガチャっていうドアの開く音がしたり、入って来る気配が分からないわけじゃないので。 「え? 何でバレるの?」ってびっくりしないで下さい。 バレますから。普通に。
その乱入の度に胸を触ってくるヒロカズさんにも困りものです。 (ちょっかい出したくてしょうがないみたい)
そんなこと言われたってねえ! そうしたのはあなたでしょ!
ヒロカズさんがお風呂に入っている間の私はあっちうろうろこっちうろうろ。 落ち着けない…。
先にベッドに入ったのは彼。その後に私(一応、裸)がそろそろ〜っと入って、でも、恥ずかしいから向かい合わせにはなれないじゃない?
「何で横向いてるの?」
そう言って、彼の方に向かせようとするんだけど、恥ずかしいから! (この期に及んで…恥ずかしいものはどれだけ経っても恥ずかしいんです) でも、程なくして崩れ去りましたが。 フェラも、そんなに好きじゃない人にするのはちょっとって躊躇して抵抗してたんだけど、結局はしちゃった。
1回最後までしてお終い。
終わった後にちょっと話をしていて。
「気持ち良いかもわからなかった」って言われてしまいました。 えー。喘ぐ声出すだけじゃ伝わらないってこと? 私にはそれが精一杯なんですけど…。 あと、いつものことだけど、ひっそりとイッてしまうので「それも分かんないから言って」って! いくら言ってって言われても、ただでさえ恥ずかしいのに更に恥ずかしいことなんて言えません!
女性のみなさんは言ってますか? 何て言うんでしょうか?
てゆっか、私としては彼のリーチが長かったから、あんまり気持ち良くなかったのかなって思った。 ヒロカズさんと比べるとセージの1回目が物凄く早く感じる(笑)。
話をしていたら、いつの間にか二人とも寝てました。 でも、相変わらず枕が変わると良く眠れない私が先に目が覚めて、2日酔い…。 頭ガンガンしまくり…。 ささっと用意して、ヒロカズさんが起きてくるのを待って。 彼はぎりぎりまで寝て、時間通りに支度してました。
エレベーターに乗ったところですかさずキスしてやりました。 それで、
「あのね。バイバイする時にちゅーして欲しいんだけど…」
わかってくれたかどうかは謎だけど、とりあえず言っておく。 だって、もうセージの時みたいに二人っきりの時だけしか触ったり触られたり出来ないのは嫌だもん。
駅に着いて、次の電車の時間を確かめていたら。 私は朝ごはんも食べてなかったし、何か食べてから帰ろうって思ってて。 ヒロカズさんと一緒に食べられたらいいなあとは思ってたけど、きっと先に帰っちゃうだろうなあって。
「俺は10分発だから。りうは50分発で帰れば?」
はい? 何その時間…私だってその前に何本も電車あるよ? ワケがわかんなかったけど、何となく思い当たった。
「一緒にいたいの?」
「わかってんじゃん」
お〜。たまに私の言うことも当たるもんだね! 結局、1時間かそれ以上? 一緒にいたけどね。 で、離れる時にいつものようにウダウダウダするわけですよ。私だけが。 電車の時間が迫ってるから、絶対離れたいんだと分かってるんだけど、 電車に乗り遅れさせたくないって私も思ってるんだけど、 何でかねー、心がついていかないんです。 もうこれ、お決まりみたいなもん?(笑) いつまでもグダグダしている私に、ヒロカズさんからの一瞬のちゅう。 めっちゃめちゃ油断してた…すっごい驚いた。 まさか、駅の、しかも人通りがあるのにそんなことされるなんて…! ハルくんの時でさえ、人通りないからキスしてもらってたものなのに。 てゆっか、ヒロカズさんがそんなことする人だとは…。
そんな感じで、二人っきりの時間はお終い!
不安がないわけじゃないです。 だって、ヒロカズさんから爆弾発言出たし。
おいおいおい〜〜〜。 しかも、私なんか太刀打ち出来ないほどの美人さんなの。 むしろ羨ましいぞ! ってことは、お互いが昔の人を忘れるために付き合ってた、身体を重ねたとしても、それはお互い様ってことだね。 私もきっと、まだセージのことはきちんと忘れられてないし。
どうなるか分かんないけど、やっぱり、なるべく長く付き合いたいなあ。 ヒロカズさんのこともちゃんと好きになっていきたい。
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