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恋する研究所*
りう
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2005年01月17日(月)
初めて

別れてから初めてハルくんと会ったよ。
(いや、元彼さんてずっと書いてるのも何だかなって)

約束の時間を少しオーバーしてからwake up callしたら、
既に起きてた模様(笑)。
それで、結局向こうは2日酔いで(-"-メ)、でも「平気!」とか言いやがるので、
昨日話した場所で会うことになった。

昨日、電話した時から感じていたことなんだけど。
あたし、凄くリラックスしてる。普通に笑えるというか、会話を楽しめてる!
付き合ってた時、そんなことなんて殆どなかった。(どんなカップルだ)
ちょっとうきうき!



あたしの使う電車が止まって、待ち合わせに1時間遅れる羽目に…。初っ端から申し訳ない…!(あたしのせいじゃないけど)
でも何とか、合流。

お天気が良いのでぽちぽち歩きつつ、お昼食べる処探し。

あたし「消化に良いものがいいよね〜。おうどんとか、おそばとか」

ハルくん「いや。何でもいいよ。何でも食える」

あたし「Σ( ̄△ ̄)そんな! 2日酔いなのに…!」

しかし、歩いてみるも、カフェや定食や中華などハードなものばかり…。
けっこう歩いたところで、細い路地奥にお蕎麦屋さん発見!
おっ。いい感じ? 入ろうか!(時間も時間だし)
そんなわけで、お蕎麦屋さんに決定! 良かった!
ハルくんはヘビースモーカー。絶対喫煙主義。(何ソレ)
付き合ってる時はそんな彼が嫌で仕方なくて、でも間を置いたらそんなこと良くなった。
席について、あたしはテーブルの端っこの方にあった灰皿をハルくんの前まで出してあげた。
あたしにしては凄い成長振り!(え?)

ハルくん→丼+おそば あたし→おそばのみ
2日酔いの胃にそんなに食べられるのか心配なんですけどー…。
でも、頼んでしまう。
注文したのが来る間、この後何する? って相談。
ハルくんはまたおちゃらけて「サッカーとか!」って言いやがる。
で。あたしが「カラオケ行きたい!」って、それに決定。
昨日? 辺り、突然行きたくなったんだよね〜。
それに、前の約束だったし、ね。

程なくして、おそばが到着。
何だかんだいって、平らげてますね。全部。
しかも、あたしのお蕎麦の残り汁まで口つけてるし。

ハルくん「大盛りにしても良かったかも…」

あたし「…Σ( ̄△ ̄)!マジで?!」(あたし、お蕎麦だけで十分なのに…)


元来た道を戻って、来る途中にあったカラオケへ。
二人なのにドでかい(多分、5〜6人かそれ以上入れる)部屋が割り当てられた。
広い部屋にぽつーん…。
ハルくん、最初のうちは意気がってRAPの曲とか歌ってたのだけど、
そのうち息切れして(オッサン・笑)長渕の古い曲を歌う歌う!
一緒にDVD見ても、まともに曲なんてわかんなかったけど、
長渕さんの曲はblue colorっぽいのもあり、地方出身の若者のための曲あり。
凄く、身近で、ストレートな歌詞の作りをしていると思った。
土臭いというかね。人間の泥臭いところふんだんに歌ってた。
あたしは、といえば、歌いたかったミスチルさんのsignを、2番の途中で断念してしまったのが悔やまれる…。
だって、わかんなくなっちゃったんだもん!
次回、リベンジ!

途中、ハルくんが歌ってた曲に膝枕という歌詞が出てきて。

あたし「あたし、膝枕されたことないよ」

ハルくん「でも俺はしてもらったじゃん。それでいいんだよ」

あたし「あれ、結構辛いんだよ? あたしもしてもらいたかったなー」

ハルくん「じゃあ今する?」

あたし「いや。いいよ(-。-;)」

付き合ってる時ならば、カラオケだろうが、しただろうけど。
そこは理性というブレーキがきいた。
(その後、隙あらば膝枕をしてもらおうと狙ってたのは秘密です)
密室? に二人っきりなのに、何もなかった。
友達として、付き合えると思った。

カラオケ終わってから、まだ時間があったので、ちょっと入用のものを買いにお店に付き合ってもらった。
その道すがら、ちゃんと自分の気持ちの整理をつけたことを話した。
一応、泣き続けたことも話したけど、「またまたぁ。嘘だろ?」って。
信じてくれてないのか…(・_・、)
さっさと買い物が済んでしまったので、またぷらぷらした後、残りの時間でお茶した。
禁煙でしたけど!(やちゃった…!)

そこで。
別れた時の話をあたしから持ちかけた。気になってたことがあったから。
浮気云々より、「あたしとキスした時、別れる気持ちでしたのか?」ってこと。
もう既に好きでないのに、そんなことされたとしたら…。
どうなるか自分でも分からないけど、傷つくっていうと被害妄想みたいだけど。
意を決して聞いてみた。そしたら。

「そうじゃないよ」

って。
でも、話を聞いたら、別れる決定打は「あたしの態度」だった。

その日、とんでもなく傍若無人に振舞ってたあたし。
だから、「もうこういう関係じゃないほうがいいんじゃないか」って思ったんだって。

あたしのせい…かぁ。

「俺も仕事忙しくて、辛くあたってた部分あったと思うし」

お互い様…かな?



今思うと、その日だけじゃなくて、いつも本当に辛くあたっていたと思う。

「時々、マジでコイツ怖ぇって思った」

ってハルくんは言った。
自分では全然気付かなかったんだけど…(汗)。
照れてしまって、それを隠すようにキツイことしか言えなかったこともある。
でも、付き合ってる時、いつも感じてた二人の間の軋む音が、あたしをいつも苛々させてた。
そしてそれを、知らず知らず胡坐をかいていたあたしは、その殆どをハルくんに向けてた。

今思うと、本当に嫌な女…。

だけど。今になって、泣いた後楽になって、こんなに穏やかに接せられる。
心から笑顔が出てきて。
ハルくんも笑顔で。
会話が弾んで。
あ、ハルくんに笑顔でいてほしいって初めて思った。
だけどそう思ったあたしはもう彼女ではなくて。

別れの原因があたしのせいだったなら、今のあたしはどう?

そんな気持ちになった。
だけど、ヨリを戻そうなんて言えなかった。
ハルくんも「今はこのままでいいんじゃない?」って言うし。

すぐに、バイトに行かなきゃいけない時間がきてしまった。
ハルくんも時間を気にしてくれてる。
まだ一緒にいたい…。
遅刻するかもしれないのに、「あとちょっと」って言ってほんのちょっと時間を延ばした。


駅までの道、あたしから腕組んで歩いた。
我儘だと思うけど。
矛盾してるって思ったけど。

さよならする時。
ちょっと、切ないと思った。嘘。かなり。


ヨリを戻したい。って、気持ちが出てきてしまった。
だけど、今はその時期じゃないと思う。
暫くの間、『異性の友達』として付き合って、タイミングがあったら。
もしかしたらそのチャンスは来ないかもしれないけれど。
戻すことに躍起になるよりも、友達を続けることを考えたい。
それまでこの関係、楽しみたいなぁ。

とにかく。今日は楽しかった!


エンピツ