3ヶ月目を目前にして。 前回の日記はその日の0時を回った辺りに書いたのですが、 その日の夕方から急に会うことになって。 そしたら、別れることになりました。
あたしは彼に対して色々とたまってた鬱憤があって、 それを話し合いに行ったはずだったのに、 逆にパンチ食らわされた気分でした。
ようやくこうして日記に文字として表せるようになったよ。
その日はいつものようにハルくんの部屋に行くってことになって (その前のメールや電話のやり取りでこぜりあいになったんだけど)、
「〇〇駅(最寄駅)に10分くらいで着くから迎えに来て」
っていうようなメールをして、でも返事は来ない、駅にもいない。 ムカッ腹たって、一人でハルくんのアパートまで行った。 ノックしても誰も出ない。 もしかして行き違い? 不安になって、電話すると…
「あと3分待って! 今買い物してるから」
どうやらスーパーにいるらしい。 でも、その前の色々でイラついていたあたしはつい、キレた口調で、
「もうこっち来ちゃったから、早く帰ってきて!」
そう言って電話を切った。 寒かったからうずくまって待ってたら、入り口の方に人影が見えて、 でも暗くてそれがハルくんだとは分からなくて、 そしたら電話。 どこに居るんだっていうから、玄関の前にいるって答えた。 ようやくこっちの方へやってきて、開口一番、
「電話代返せ。(俺に)気付いたんなら先に言えよ」
久し振りに会って最初がそれ?! ねえ? 信じられない! 一気に頭が沸騰した。
「あたしの方こそ。メール代返してよ」
「冗談に決まってんだろ。本気にするなよ」
「言っていい冗談と悪い冗談があるよ!!」
笑いながら言うとか、その後すぐおどけて「冗談だよ」とか言うならまだしも、 あたしはそこまで冗談が通じる相手じゃないんだよ。 そうしたらハルくんが、
「久し振りに会ったのに、こんな喧嘩やめよう」
ふっかけてきたのはどっちだ…!!!(怒)
でも、とりあえず手土産のプリンで場を和ませる。
当たり前のように、「今日泊まってかないの?」って聞かれた。 でも、何も持ってきていないし、親にも言っていない。 大体、卒論が待ってる。 そう言って、泊まらないって言ったら、何時に帰るの? だって。 早く帰ってほしいのか…?
腰を落ち着けて早速、ビールを開けようとするハルくんにあたしがストップをかけた。 「飲む前に…」って、軽くちゅうして。 だって、お酒臭いのは嫌だからね。今を逃したらもう無理でしょ。 それが終わったら、さっさとお酒あけてグビグビ飲んでた。
その後、テレビ見て、暫くしたらいつものように向こうが長渕のライブDVDを流し始めた。 ソレ見るの、2度目なんですけど…。
「普段、なかなか見られないから」
そういうから、あたしも付き合った。 DVDを見ながら、色々そのライブについて語るハルくん。 あたしは全く興味がないので「ふうん」とか「そうなんだ」くらいしか言えない。 向こうが後でカラオケ行こうとか言い出す。
そのうち、ハルくんがあたしを抱っこし始めて、 何だか良く分からないけど、DVDそっちのけで別れ話に突入していた。 彼氏さんの膝の上で別れ話…(-_-;)
「お前が「ヤりたいだけだったら、ソープとか行けばいいじゃん」って言った時、正直もうだめだって思った」
(それ、結構前の話だな…。多分、会った日とかそんくらい。 そんな時に「えっちしたい」って言われたら、 身体目当てだって思われるでしょうが。)
「あたしも…。別れること考えるの…何回もあるし…」
(クリスマス辺り、物凄く真剣に考えてた。)
「こういう関係(彼氏彼女)じゃないほうがいいのかもな」
(雲行きが怪しくなってきた…)
「重いとか、嫌いになったんならはっきり言って」
(気持ちが変わったんなら、すっぱり切ってほしいんだけど)
「嫌いじゃないよ。どっちかって言うと好きだし、でも正直、メールとか重いから…」
(どっちかっていうと、って何?! でも、連絡取るの、嫌なんだね…)
「そうだねぇ。このまま無理して…お互い最悪な状態で別れたら、それこそ最悪だし…」
「(ハルくんは)別れたいの…?」
(あくまでもあたしは向こうに合わせるスタンス。 自分を彼に繋ぎとめておくような何かはなかったし、実際に今すぐ別れたいとも思っていなかったから)
「…そうしよっか。そうしよう」
あとはもう何も考えられなかった。 ただ伏せて、そしたら涙が出てきた。
ハルくんはずいぶんと甘いことを言っていた。 李胡がいいなら、友達として関係を続けたいこと。
「もうえっちはさせてくれないだろうけど。カラオケ行ったり、お前映画見るの好きそうだし」
別れたら、えっちしないのは当たり前です…!!
さっき言い出した、これから遊びに行くっていうこともしようとしたけど、 あたしの精神状態がそれどころではなくなってしまったから。
「ごめん。今日は本当に無理だから」
何度もそう言って、納得してもらった。 その間もずっと、ハルくんはあたしをhugしてくれてて、 それが余計辛くて、泣いてしまって。
「泣くなよ。俺も辛いんだから」
そう言っていた。今となっては本気か分からない。 とにかく一緒にいても、泣くしか出来なくなりそうだったあたしは、 何とか涙を押し込んで、「もう帰る」と言った。
泣かずに帰ることで精一杯。
帰り道、ハルくんが手を繋いできた。 何でなのか、わからなかったけど、彼が甘いのだと思う。 そして許してしまうあたしも、甘い。
一緒に電車を待っている時、「泊まってけばいいのに」って何度か言っていた。 別れたのに、それはもうナシでしょ。
「今度(彼女として)付き合うことがあったらね」
そう切り替えした。
去り際、ハルくんが
「電話して!」
って言ってきた。 あたしは、何とか笑顔を作って、振り返ってやった。
多分、あたしの気持ちなんて、全然分かってないんだろうな。 だって、あたしのこと、知りたいとも知ろうともしなかった人だもん。 もしかしたら、別れて清々したって思ってるのかも。
帰り道、親友と姉御に「別れた」メール打って。 家着いても、何も食べずに、淡々と家族と接して、 泣いた。 それから、昨日まで、事あるごとに泣いて。泣いて。泣いて。 前に失恋した時は全然泣かなかったのに。 家族の前で、外で、泣かないようにするのが大変だった。 その後、こっそり自分の部屋で泣きまくった。 でもようやく、今朝、まともになれた。 そんな気分になれなくて聴けなかった、Avrilの失恋ソング、 "MY HAPPY ENDING"が聴けるようになったし! 泣きながら、急速に整理がついていたのだと思う。 思い出に浸ることもなくなった。
ハルくんと友達付き合い出来るかどうか分からない。 だって、あの人、甘すぎる。 他の日記サイトさんで、 「私はていのいいキープか?!」 って言葉があったけど、あたしもそうなってるのかもしれない。 大体、「李胡次第だけど」なんて、あいつの我儘でしかない。 でもそれが救いになってることも事実。 まだ、ここに書き足りてないこともあるし。 それはまた後で。 付き合ってる期間が短いと思ったけど、でもそれも人生経験だと思う。
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