甘えた関係

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2001年10月04日(木)
ARE YOU FOR ME?

4時くらいに、携帯に公衆電話からの着信があった。
普段はそんなの出ないんだけれど、寝ぼけていたせいもあって、出た。
出てよかった。
リツからでした。
10時頃に起きた。
寝転がったまま、携帯の履歴を見て、夢ではなかったのを確かめた。
そのあと、通話履歴を見て、話していたのが7分40秒だったのを見ました。
こないだ会えたときに、
「気が向いたときでいいから、まかせるから、何かの解かる連絡をください。」
言っておいてよかった。
朝フロにはいって、家を出て、一本目のバスがなかなかこないから、乗り継ぎのバス停まで歩くコトにした。
ら、おかしなひとに遭遇。
なんていうんですかね?露出狂?
ズボンのチャック開けて、そっから出して、自分でつまんで、視線はコチラで、で、クルクルとまわしながら、えーと、排泄物を出していました。
汚い。
ていうか、一本道でそれされると通れないんですけれど。
こんな排他、いらん。
仕方ないのでUターンをして、もう一度一本目のバス停に戻って、バスが来るまで待ちました。
大学にて、カナちゃんをイジメていましたら、ナゼかいつのまにか恋愛ハナシになりました。
リードはあたしがとっていたはずなのに。なんでだろう。
結果、あたしは「恋愛」からすごく遠いというかカンケーのない人間に見えるコトが判明。
『なんかね、孤立、とかじゃないんだけれど。』
『カンケーがなさそう、というか、一人で充分ッポイっていうか。』
『そうでいてほしいっていうか。別格でいてほしいっていうか。』
まぁ、以前にも言われたコトがあるので、いまさらってやつなんですけれど。
しばらくして、そのなかの一人が、
『なんで、私のこと「お嬢さん」って呼ぶの?』
あたしが、
「お嬢さん、先週のノートのちょっと見せてくれません?」
クラシカルモードで言ったとたん、返事の代わりに問われました。
ので、
「だって、あたし、お嬢さんの名前知らんもん。」
絶句する、「お嬢さん」たち。
よく話しているくせに名前知らない人が多いのです、あたしは。
憶えようとしないうえに聞こうとしないうえに記憶しようとしないのが原因だと思う。
表面だけのツラツラハナシを楽しんで一緒にする方々の名前は、たいてい知りません。
「お嬢さん」「おにーさん」、あとは服装で、「黒装束さん」「赤パンツ」などで呼びます。
もちろん、名前が必要なときには、
「えーっと、名前なに?」
っていつでも聞きますけれど、まだ必要にはなったことがないので。
講義を全て終えたあと、近場の服屋に行く。
フリフリな藍白ストライプシャツと、3足千円の網柄ハイソックスを3本と靴下を一本、買う。
秋物のミュールが欲しいし、シューズも欲しいし、ジーンズ地のくすんだスカートも欲しいけれど、食指動くのがいまいちなかったので、止め。
文房具屋で、紅と紺と紫と橙と緑の色エンピツを購入。
したあと、エンピツ削りが我が家にはもうないコトを思い出すけれど、他人に貸してもらえばいいコトだから、買うのは止め。
帰宅して、着替えて、お化粧を落としてもっかいして、公園へ。
モト中3と会う。
そのための昨日までのPCメルだったので。
向こうが会話をする前に、こちらが先手を打つ。
じゃないと、また負けてしまうのが解かっているので。
「勘違い、しないでちょーだい。あたし、(モト中3の名前)には恋愛感情全く持っていないんだから。」
「あたしはカナメくんが好きなの。で、(モト中3の名前)は嫌いではないの。その程度。」
「(モト中3の名前)としちゃうのは、前、泣いちゃったから、それで、バランスが崩れてしまったからだと思う。」
「それとね、蔑視ではないとおもうんだけれど、年下なせいもあるかもしれない。あたしの精神年齢に合うっていうか、っていっても、きっと、(モト中3の名前)のほうが上なのだけれど。」
「甘えちゃうの。甘えてもいいって雰囲気を出してくれるから、それで甘えちゃう。それだけなの。」
途中で何度も深呼吸をしながら、言う。
全て、『うん、解かってる。』と、言われる。
「つまりね、勘違いはしないで。望みはないから。(モト中3の名前)がそーいう人間だとは思ってはいないけれど、ただしたくてくるならば、あたし、キス以上は誰ともする気はない態勢だし、今。」
「何ににでもっていうワケではないけれど甘えちゃう相手を限定しないってのが、あたしの一番いけないところで、(モト中3の名前)はそれの被害者なだけなの。」
「しかも、タチ悪いコトに、唯一あんまり甘えない甘えらんないのが、あたしの場合、恋人だから。だから、方向間違って分散しちゃっている。」
そこまで一気に言ったとこで、少し沈黙。
今日は雨が降って公園の芝生がしばらく刈られていなくて、ミュールを履いてきたから、足首にそれがあたって、風がふいているから、そこだけやけにスースーする。
『で、僕はどうすれば?』
カオを見て言われる。
「こっちの手のうちは明かしたんだから、それを考えたうえで、好きにして。」
答えて、
『解かった。』
言われた。
帰宅して、もっかいオフロはいって、携帯はやっぱり壊れていて、少し本を読んで、いつも家に居なくてもかけっぱなしにしていてベッドの足側にあるラジオの傍にアタマを置いてつまりいつもとは逆の方向に横になって、そのまま眠った。
夢であたしは人を殺していて、そして、それはバレなかった。
バレないのもあるんだ。
5日の3時に一度目が覚めて、手モトに置いてあった携帯で時間を確認して、もう一度眠った。
驚いたり戸惑ったりしたときしか泣けないなんて、自分でももう厭になる。

□ごはん
朝:なし
昼:チキンカツ丼・熟茶
夕:味噌煮込みうどん
おやつ:なし

■音楽・本・映画
・「天上の愛 地上の恋」(加藤知子)の7巻

□明日の予定
・携帯を直しに行く。
お金があたしの払える範囲ならば。
今の携帯はドコモ最後のモノクロなやつで、買い換えたほうがいいって他人は言うけれど、カラーなんて目が落ち着かないから、あたしには合わないワケで、機種変更のほうが安いっていくら他人に言われても、そんなのあたしにはオカド違いです。

■メル
・PC:送1・受1
カナメくんに出す。
《9日の何時くらいに戻ってこれるの?それからすぐに会社?》
《出来るなら、無理してください。》
これは命令ではなく要請。
つまり、相手には2択っていうコトで、つまり、断るコトが出来てしまうっていうコトで、命令にしなかったのを少し後悔するけれど、出来ないから仕方ないから、諦めるしかもうない。

・携帯:送12・受9
買い物中にしていたのがほとんど。

□会話
・お嬢さんA『なんか、女子高で(名前)さんがモテてしまった理由、わかるような気がする。』
何を言う。
『だって、オトコノコよりもオンナノコ扱いをしてくれるんだもん。』
だって、お嬢さんたち、オンナノコでしょう。
オトコノコ扱いをするのは、遥かにムリです。
『聞きたい言葉言ってくれるし、なんかねー、口説かれているみたい。』
だの、
『しぐさとか表情がね、もー、世界はいってて。いい匂いするしっ。』
そのしぐさや表情はワザとでジョークですし、いい匂いがするのは香水をいつもつけているからですし。
『それに、優しくイジメてくれるし。』
とっくに気づいてまいりましたけれろも、共学の大学で、モテております、オンナノコたちを相手に。
『だからって別にオトコノコな部類で見ちゃうワケじゃなくってー。んーでもやっぱオトコノコ役だよね。』
あたしはオンナノコ。あたしもオンナノコ。あたしにオンナノコ、ではない。
ちなみに、「お嬢さん」とあたしが呼ぶコたちに限って、そう言われます。
そう呼ぶと好意もたれるみたいですよ?

■睡眠時間
・8時間30分くらい。




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