ピコとチロの部屋
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2006年04月12日(水) |
人工呼吸器をはずせますか? |
”富山市民病院の延命中止問題”がニュースとなって、久しいですが・・・
昨日、こんなお話を聞きました。
彼女A子のお母さんはパーキンソン氏病でした。
A子が”延命治療はやめてほしい”と書いててほしいと、元気な頃、
お母さんに頼んだそうです。するとお母さんが
『娘が私を殺そうとしてる』と、親戚、ご近所にふれまわり、騒動になりました。
元気な身内に”意思表示を求める”なんては
とても勇気のいる話で、A子の気持ち、そしてお母さんの怒りがわかりました。
その後のお母さん、人工呼吸器で一年となっています。
そして、兄妹の誰もが、”人工呼吸器をはずしてほしい”と
言えなくなってるそうです。
A子が「自分から言いたくないだけ!兄も弟も誰もがずるいだけよ」
と言いました。
「治療費は?」
聞いてた私とB子!やはり尋ねたくなるはそちらでしたが、
難病指定で治療費の支払いはありませんと聞きました。
「治療費があったら、大変よ。
でもね。意識が無くなってから兄なんか一度も来ないよ。」
意識のない母親に横浜からこちらまで来ては見舞わないかしらと
なぜかその時頷いてた私ら!
延命治療とは”見舞いにきません”等の兄妹間に考えなくても
よかった不信感も抱かせました。
そしてA子は
”兄を母は一番かわいがってたのにね”
と言いました。
”自分の最期はどうあるべきか”で”治療の中止を文書で残す”を
認識されてる国民は少数でしょう。
残されてるものがきびしい決断を迫られます。
医学の進歩は、”延命治療で生かされてる。本人は望んでなかったでしょう。”の
弊害がうまれています。
解決すべきは法律で助ける道を開いてあげるべきで、
言葉の行き違いから後になって、現場の医師に責任をおわすは酷だと思います。
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