ピコとチロの部屋
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2005年08月19日(金) |
選挙違反を恐れていない時代? |
さて前回 お話しましたように選挙に関するお話!!
三十年代 娯楽の乏しい地方の田舎町
誰かさんが歌ってたように”テレビもない!車もない!”
総出で騒げるのがお祭り 総出で騒げるにもう一つありました。選挙です。
そんなT町の人らは選挙になれば、”元気はつらつ?”状態になります。
私の住んでた地区は13地区に分かれていましたが、地区を飛び越えての
交流が始まります。
当時の立候補者はよかったですね。
当選者は三名 立候補は自民党二名 社会党一名 共産党一名
我が選挙区には自民党の自民党副総裁、 衆議院議長の 大物代議士が立候補でした。
農家はほとんどが、自民党支持です。
当選者は三名ですから当選は出来ます。とすれば”トップ当選争いとなります。
札束が届きます。
A代議士 B代議士 隣保班は十軒でしたが、それでもA派 B派に分かれてました。
選挙期間中はお互いの交流が少しばかり、途絶えます。
なぜに、あんなに燃えるのか、子供心に不思議さを感じていました。
何度も何度も甘い汁は受けられません。
警察が動き始めました。一網打尽とはこのことでしょう。
選挙違反とかは上から順番に逮捕されます。
「Xさん、捕まったらすぐベラベラしゃべるからな〜」
で、Xさんからお金を受け取った人から順に警察からの呼び出しがあります。
警察の尋問では”いつ、誰からどこで受け取ったの?”が聞かれてたそうです。
正直者の皆と違って、賢いYさんがいました。
「俺は牛小屋でXさんは、えさ箱に入れたので牛が食ったんだろう」
”牛が食う前に拾い上げただろう”そんな噂話はありましたが、
警察は、証明できずに彼は一人、うまくまぬがれました。
罰金の額が多すぎたので、うらやましがったり、さげすんだり、でも田舎の人は
優しいので、”笑い話”として、語られていました。
上の方の方々は警察にお泊り?になっていました。
Sさんが男をあげたのはこのときでした。黙秘を通す日数が
皆さんよりも長かったのです。
田舎ですから選挙で男をあげたSさんは、”口がかたい男”として
それから、ずっと皆から尊敬されていました。
受け取った人は呼び出されて、罰金そして タクシーを使い警察に行って・・・
受け取った額より、随分オーバーしてた母はぼやいてました。
でも懲りずに次回選挙でも運動員は尋ねてきたので、違反をしていました。
”違反をしてない人”は変人とみなされるのが、田舎集団です。
Sさんとは逆に人間を下げた人もいました。
A派 B派 どちらからも受け取ってた二重受け取りです。
どこの世界でもこんな人はいます。人間 正直でないといけません!
”選挙で燃える人々”らが、確実にあの時代にはいました。
さて平成の今のお話
会社関係 知人 同級生 趣味の会等・・・・・いろんな処から、選挙では
名簿依頼があります。
「頼まれたら書かないわけにいかないでしょう。会社関係は断れないね」
で、皆が二重 三重に名簿に書き込むので、市内の人口は
二倍 三倍になるそうですね。候補者の皆さん 大変ですね。
票読みは難しくなっていますね。
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