2004年02月28日(土)
そのとき君がどんな気持ちで僕と会話していたかなんて。一生わからないけれどね。


前略


その日 君は確かに僕にそう言ったね

もうその証拠は僕が自らの手で消してしまったから
本当にあのとき君と僕が一緒にいたということ
誰も知りはしないけど
誰も知れはしないけど

僕がそれを忘れれば何もなかった事になるけれど

その日確かに僕と君は一緒にいたんだよ
僕は絶対忘れはしないんだよ。
どんなにしつこい奴だと思われてもいいから
だからこの思い出だけは一生残しておいてください

思い出だけにしたくなかった思い出だけど
残しておいてください

君は僕のこと覚えているのかな

そんな素朴な疑問さえ浮かぶんだ



ただ君が僕の名前を覚えてくれていたこと
僕との昔の出来事を覚えてくれていたこと


ただ。




草々


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鳥海

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