前略僕は独りで生きていくこれからも誰かの手助けは要らないからなんてよく云えたものだ一番に手のひらを求めていたのは誰?待っているだけじゃ何も変わらないのにそう知っていながらも僕はいつまで、いつまで。何も云わなかっただけなんだよね助けて欲しかったんだよね誰かの優しさに触れてみたかったその腕に埋もれてみたかったそれだけなのに。僕はいつまで、いつまで。草々