| 2026年02月19日(木) |
大阪はどんどん衰退している |
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大阪には南北問題が存在する。大阪の中でも「北摂」と呼ばれる地域は発展しているが、南の方はそうでもない。泉南郡や南河内、郊外の一部地域は衰退が激しいのである。公立高校普通科がなくなった自治体もある。人口が5万人以上あるのに普通科の公立高校がないなんてどこの田舎なんだと思うが、それが大阪の現実である。
私立高校の多くは交通の便利な都心部に立地する。そこに通うには長い通学時間と通学定期が必要になる。公立高校の整理統合というのは、過疎地域に住む人たちにとっては「徒歩や自転車で通える高校がなくなる」ということなのである。大阪府のような比較的人口密度の高いところでこのようなことが起きているのだ。
大阪北部では地価がどんどん上昇する地域がある一方で、大阪南部ではかつてのニュータウンの廃墟化という現象も顕著に起きている。住民の高齢化が進み、スーパーが廃業してしまって買い物難民が発生する。公費による私学無償化というのはつまり、子のない世帯や高齢者からむしり取ったゼニで高校生を私学に通わせるということである。そんな政策で恩恵を被るのはごく一部の人々だけである。
オレが住む地域で50年以上営業してきたスーパーであるイズミヤが廃業した。そのイズミヤにはATMが設置されていて大きな駐車場があるのでオレにとってかなり役立っていたのである。衰退は徐々にやってくる。そのイズミヤではフードコートにあったミスドがなくなり、書店がなくなり、少しずつテナントが減っていき最後は全館廃業に至ったのである。かつては繁栄していた店がこうして閉鎖される理由はやはり若年人口の減少と、住民の貧困化である。
都心部には次々とタワマンが建設され、そのタワマンを買えるような富豪が存在するわけだが、大阪南部では中古住宅が投げ売りされている。築30年以上の建売住宅は500万円くらいで買える物件がゴロゴロしている。かつてのニュータウンに建てられた豪邸も驚くほど安く売られている。リフォームすればかなり快適に居住できると思われるが、たいてい最寄りの駅からは遠い。人々はガレージ付き2000万円の豪邸よりも、駅近にある3000万円のマンションを選ぶ。主を失った豪邸はさらに値下がりして叩き売られるのである。それが大阪南部の現実だ。
その大阪南部の居住者であるオレは、オープンした商業施設がすぐに閑古鳥の鳴く閑散とした施設に変貌するのを見てきた。ららぽーとやセブンパーク、イオンタウン、どんどんこうしてテナントを収用する箱は作られるわけだが、肝心のテナントは思ったほどの収益が上がらずに撤退していく。競争が激しいためにわずかな客の奪い合いが起きて共倒れしていくのである。もはや休日でもフードコートが閑散としているのが普通になっている。こんなに客が少なかったらやっていけないだろうとオレは心配するが、箱の側を運営する元締めにとってはそんなことはどうでもいいのかも知れない。
20年後、30年後にここはどんな街になってしまうのか。大阪はちっとも前進などしていない。住民の高齢化が進めば町内会などの地域コミュニティが担い手不足で崩壊していく。そうした地域をそうやって支えていくのかという視点は今の行政には全くないのである。カジノや大型開発にゼニを使うのではなく、住民の暮らしを守るための施策こそが必要なのに大阪にはそんなものは皆無である。公立高校潰し、医療費削減のためのベッド数削減、公立病院の整理統合などの施策はむしろ地域を衰退させる方向に向かわせたのである。そんな街がどうして副首都なのか。今の大阪は日本の没落を象徴しているのである。そして政治を利権とゼニの世界にしてしまった反社政党が支配を強め、大阪市という自治体を解体してゼニと権限を奪い取ろうとしている。反社政党による行政の私物化が大阪の悲劇を加速している。しかし、メディアはその反社政党をヨイショするクソ番組ばかり流していて、嘘ばかり語る吉村知事を人気者だと錯覚させるような報道を流している。
大阪の悲劇を他の府県は絶対にマネしてはならない。これから大阪にはカジノが作られ、そこには多くの日本中から反社勢力が流れ込んでくる。犯罪とギャンブル、売春のための街作りが未来の大阪の姿である。その頃にはオレはもう生きていないと思うが。
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