2024年11月28日(木) |
選挙にカネはかからない |
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斎藤元彦が兵庫県知事選挙で広告会社にSNS戦略や選挙プランを立てさせたという疑いで今話題になっている。ボランティアだったら罪を問われないが、報酬を払っていれば「運動員買収」ということになるらしい。ただここで思うのは、「全てボランティアならどうして選挙にカネがかかるのか?」という疑問である。
自民党の議員達は本部から巨額の資金を提供されてそれを地元対策に充てているという。そのゼニはいったいどこに消えるのだろうか。選挙時のボランティア達に選挙ではないときに配ってるのだろうか。「票のとりまとめを依頼した」という形で現金の授受が行われるそうだが、そのゼニはその後どうなるのだろうか。オレがXのフォロワーに対して「〇〇候補に投票しよう」と書いたらそのうち何人かは入れてくれるかも知れない。それを期待してオレの所に誰かが「票のとりまとめお願いします」と言ってこないだろうか。もしも維新の外道どもがそういう活動をしていれば絶対に垂れ込んでやるのにとひそかに期待するのである。
すべてがボランティアならばゼニはかからないはずである。それなのに選挙にゼニがかかるというのは大いなる矛盾である。だから絶対に嘘がある。オレは兵庫県知事選挙で斎藤元彦が広告会社の折田さんに選挙戦略を丸投げした時点での報酬額は5000万円くらいだったのではないかと臆測する。折田さんは社員やアルバイトも動員しているわけで、その人達にも給料を払わないといけないし、会社の利益も確保しないといけないと考えれば今回の「斎藤元彦当選プロジェクト」の請負額は5000万円くらいかなと素人考えで思うわけだ。
警察は金銭の授受の記録を捜すだろうし、銀行振り込みなどの記録が残る形では支払っていないかも知れない。折田さんがバーキンを買うゼニはどこから出ていたのかと言えばそれは兵庫県の仕事であり、原資は税金である。兵庫県民の払った税金は最後は折田楓のバーキンになった訳で、110万人の兵庫県民はご褒美のバーキンのために斎藤元彦に投票してあげたと言ったら悪口がすぎるだろうか。いや、ホントにキラキラ女子の一瞬の夢に付き合わされただけのことである。
ルールをみんなが守っていれば選挙にそれほどゼニは掛からない。それだけは確かなことである。政治にもゼニはかからない。官房機密費というゼニが毎年数十億どんなところに配られているのかオレはとても気になるのだが、もらった方は絶対にバラさないだろう。TVに出てるクソ御用学者とか、政府寄りのクソタレントにもこういうゼニは流れているのかも知れない。官房機密費なんて廃止してしまえばメディアはもっとまともになるだろう。
広告屋に大量のゼニを流して世論を間違った方向に誘導してきた自民党政治のやり方を過剰に真似て、選挙戦を広告屋に丸投げして買った斎藤元彦、勝つためにはデマ拡散や立花孝志による街宣などやりたい放題だった今回の件をスルーすれば、民主主義は本当にぶっ壊れるだろう。
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