2024年04月25日(木) |
和歌山県民はカスですか? |
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50億円以上の裏金の使途を明らかにしないままに二階俊博は引退し、地盤を3男に譲るという。和歌山県の町村会からの熱烈な期待があるそうだ。つまり、利権政治を守るためにはどうしても世襲してもらわないと困るということなのである。これで今回の構図が明らかになったわけだが、裏金の多くがこの田舎の地方議員達に流れてるんだろう。またその利権にぶら下がる企業もたくさんあるんだろう。和歌山県の利権構造維持のために世襲は必要なのである。
当然のことながら和歌山県民はその二階ジュニアを当選させようとするわけで、利権や裏金にまみれているクソみたいな政治家一家であっても、県民は熱烈に支持しているというのが事実なのである。和歌山県の田舎度がさらにパワーアップしていることは間違いない。
維新独裁帝国となった大阪の住民は基本的に和歌山県を見下している。和歌山のことを「ど田舎」と蔑んでいるのである。政治状況に関しては目くそ鼻くそを笑うという感じでどっちも有権者の民度は最低だとオレは思っているが、その大阪がさらに和歌山を下に見てるというのも皮肉なことである。
もしも和歌山県民の中から「もう二階も世耕もいらない」と自民党の金権議員に対して反旗を翻すような動きがあれば面白いのだが、残念ながらそのような気配はない。そういうわけでオレも和歌山県のことを見捨てている。人口減少という流れの中で、旧来の利権政治や利権行政ではもうどうにもならないことは明らかなのに、そういう昭和の政治家を捨てられなかったというか、そういうカスに運命を託した和歌山県が滅びるのは自明の理であると言える。
和歌山が滅びるのは時間の問題だ。そこにいずれやってくるのが「南海トラフ地震」である。地震の大津波によって和歌山県の多くの沿岸部に位置する自治体は中枢機能が壊滅するだろう。その被害規模は能登半島地震どころではないのである。その未来の災害に対処することが、二階一族や世耕一族に可能であるとは思えない。
和歌山県では南海トラフ地震の後、多くの土地が放棄され、そのまま荒廃していく可能性が高い。そうなった時に国や行政には何ができるのか。
能登半島地震のインフラ復旧が遅遅として進まないのは、国が過疎自治体を切り捨てようとしていることの現れだとオレは思っている。南海トラフ地震が起これば同様のことがその数十倍の規模で起きるだけだ。
そうしたことを危惧しつつ、オレは和歌山県で二階の長男と三男が骨肉の争いにならないかとか、そこに世耕も割って入って大混乱しないかと少し期待してるのである。なんでも面白がる野次馬精神がオレの悪いところなんだが、大阪のお隣の田舎でどんな金権選挙が起きるのかを高見の見物したいのである。
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