2023年12月07日(木) |
大阪では「無限列車」が走っている |
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みなさんはあの鬼滅の刃『無限列車編』を覚えてるだろうか。鬼に乗っ取られた無限列車の乗客はみな眠りこけていて、夢の世界に引きずり込まれているのである。竈門炭治郎も煉獄杏寿郎も、列車を支配する鬼、魘夢の血鬼術で眠らされてしまうのである。
その「無限列車」を思わせるような不気味なラッピングの「ミャクミャク列車」が今大阪では走っている。乗車した人の話では映画同様に乗客のほとんどが眠りに落ちていたという。通勤時にこんな恐ろしいものを走らせるなんてなんてことだと、JR西日本や関西私鉄のその不謹慎ぶりに多くの乗客は怒りを感じているのである。
維新にはいま4人の上弦の鬼がいる。橋下、松井、吉村、横山である。この4人が無限列車をたくさん走らせて、多くの住民を血鬼術にかけて騙して投票させ、議会で多数派を占めて抵抗勢力を排除するとあとは公共財をどんどんお友達企業に安値で売却し、随意契約で身内に既得権益を付け替え、カジノIRや万博という巨大利権でぼろ儲けしようとする連中なのだ。ほんとうにいい下弦にしてもらいたいのである。
夜の大阪市役所の正面には不気味なミャクミャクが鎮座し、うっかり子ども連れでその前を通過すると子どもは大泣きする。あんな不気味なものを子どもが怖がらないわけがないのである。鬼滅の刃に登場する鬼としか思えない不気味なキャラクターをどうして選んだのだろうか。住民へのいやがらせだろうか。それとも自虐だろうか。
12月7日発売の週刊文春では吉村の万博利権、お友達企業の大和ハウスから巨額の献金を受け取って、あのXタイプというプレハブを作らせようとしてることなどが特集されているが、そもそもあの350億円の木組みが利権のカタマリ、中抜きそのものなのである。大量の集成材を国内では集めきれないので海外から輸入して、その上で廃棄してしまうのだ。それだけの木材があれば、戦争で家を失った貧しい人達の家をどれだけ建てることができるだろうか。
ただ単に利権目的の万博という巨大な浪費がSDGsの精神に合致するとは到底思えないし。それはまやかしだと誰もが分かる。壊してしまう仮設の建物だからできるだけ費用を安くして解体再利用をたやすくすればいいわけだが、そもそもあの350億円もかけた大屋根というか足場を必要とするところなどないのである。
真夏の大阪ではあの大屋根の上は灼熱地獄となるだろう。パビリオンから排出される室外機の熱風は会場内をさらに暑くすることは確実だ。冷水を循環させて冷やす地域冷房システムを導入するための工事など今から絶対に無理である。建設担当者はどう考えても時間的に不可能な無理ゲーに付き合わされているのである。なぜ「無理だから撤退する」と発表しないのか。
維新に地方行政を任せると、公務員の給料が劇的に減らされ、「身を切る改革」と称して公共財が売られまくり、支持者という怪しいヤカラっぽい連中が幅を利かせるようになる。すでに八尾など大阪の一部地域ではそうした現象が起きているのだ。
見るだけで不快な気分になる「無限列車」がたくさん走っている大阪は、このまま維新の鬼達に食い尽くされて死屍累々の街になってしまうのだろうか。寂れてシャッター通りになった商店街や、治安が悪化してスラム化した落ち目の商業施設はこれからDQNたちの暗躍する場所として役立つのかも知れない。マスコミを支配し、吉本芸人を巧妙に利用して住民を洗脳した維新の連中が大阪でやろうとしてる壮大な行政実験の中で、オレは必死で抵抗勢力として戦っているのである。
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