2023年08月07日(月) |
日大の大麻疑惑について |
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日大アメフト部が薬物問題で疑惑を持たれている。オレは運動部というのは一部を除いてただの筋肉馬鹿が多いと思ってるし、まともな社会常識や公共心もない連中が仕切ってるのが日本中の多くの強豪大学の運動部だと思っているので不祥事があっても全然驚かない。不健全な精神が宿って暴走するのが大学運動部だと思っている。アメフト部の巨漢に襲われた女性は死の恐怖を覚えて「殺されるならまだレイプされるだけで済むのならマシ」と思うだろうし、そんな連中が「合意があった」などとほざくのはほんま不愉快である。
さて、今回の事件で「大学はなぜ警察に届けずに10日間放置したのか」ということは簡単に説明できるのである。その間に「生け贄は一人」「大麻は少量なら起訴猶予」「覚醒剤は10日で抜ける」などということを考えたのだ。ダメージを最小限に済ませようという戦略である。
海外の選手との交流があれば必ず大麻は入ってくる。これはもう筋肉スポーツの世界の常識である。海外では大麻が合法の国や地域がたくさんあるからだ。アメフト部にはトンガやオーストラリア、ニュージーランドやアメリカからの留学生なども入ってくるだろうし、きっと大麻は寮の屋上とかで栽培していたんだろう。そうでないと安価に大量に手に入れることは困難である。
日大はやはり日大だった。理事長を林真理子にして改革をアピールしようとしても、大学内部には同じ人間達が甘い汁を吸うためにいるわけで、ゼニと欲にまみれた連中がその美味しい部分を手放すわけがないのである。これまで大学のゼニで贅沢をしてきた連中からそれを取り上げることが簡単ではない。規模が大きくゼニがある私立大学の中にはそういううさんくさい部分が日大以外にもきっとあるだろう。
薬物に手を出す馬鹿がなくならないことは、いくらていねいに教育しても一定割合の馬鹿をなくせいないことから考えれば説明が付く。闇バイトも同じ事で、それが悪いことであることは明白なのに、無思慮にその行動に走ってしまうのである。最低限の公共心や道徳を身につけるべき初等教育や家庭教育が崩壊しまくってる現代において、馬鹿が発生することはもはや不可避だ。大阪は大麻によって検挙される若者が日本一多いが、これも維新の会が公教育を破壊した成果の一つである。教育を崩壊させればその結果はこうして如実に表れるし、いずれそれは児童虐待数などの形で反映されるのだ。すでに大阪は児童虐待発生件数でも日本一になっているが。
教育の質を高めるには小中学校の教員の待遇を良くしていい人材を集めるしかない。そのためには国立大学の教育学部の学費だけ無償化してもいい。貧乏だけど学力や向上心がある若者が教員になったから戦前の師範学校には意味があった。それを現代に復活させればいいのである。
日大アメフト部は廃部、薬物に無関係な学生は他大学のアメフト部に入るチャンスを与えるということでしか今回の問題の幕引きははかれないとオレは思っている。果たして林真理子理事長にそれは可能だろうか。
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