2023年01月18日(水) |
中条きよしとキレる老人 |
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世の中の一部の老人はとても頑固である。自分の考えや価値観が絶対と思ってるからである。おそらくこの中条きよしという男もそうなのだろう。その年齢になるまで周囲にちゃんと正論を説明してあげる人がいなかったのだ。だから自分の考え方が絶対に正しいと思ってる。そういう老人がネトウヨとか維新支持者とかになってしまうともう最悪だ。存在そのものが迷惑になってしまうのである。
昨年の参院選で維新の会公認で全国比例区当選した中条きよしが、自営業者などが納付しなければならない国民年金の保険料を40年あまり払っていなかったということが文春オンラインで報じられた。未納額は750万円になるらしい。中条きよしは「年金なんかいらないから払わない」とほざいているそうだ。こいつも最初に上げた頑固ジジイの一人である。「もらわないから払わない」という自分の価値観が絶対的に正しいと信じているのである。ほんまもんのクソ野郎である。
未納が発覚してあわてて納付して謝罪会見を開くとか、国会議員として立候補する前に身辺整理しておいて後顧の憂いを無くすという意味で未納分を完済するならまだ話がわかる。しかし中条きよしは未納を指摘されているのに「払わない」と突っぱねているのだ。そんな人間に国会議員をする資格があるだろうか。国会議員というのは国民の選良として模範的な行動を取らなければならない。国民に国民年金保険料の納付を呼びかける以上、国会議員が納付するのは当然のことである。国会議員でさえ払わないものをどうして国民の義務として国民に強制できるだろうか。
維新の会に所属する議員のこの不祥事に対して、今のところ馬場代表も吉村共同代表も何も釈明していない。公職選挙法違反で有罪判決が出た衆議院議員の前川清成に関しては辞職を勧めると発言しているが、そっちは別に辞職しなくても自動的に失職する。不祥事に関しては維新の会は異常に仕事が早いので、おそらくもう維新の会のWEBサイトからは名前も消えているだろう。存在しなかったものとして扱われるのである。何か事件を起こしても「もううちの党の人間ではありませんから関係ありません」と非常に冷たい。これが維新クオリティなのである。
統一地方選挙を前にして、党の体質というか維新スピリッツの現れのであるこうした不祥事の数々に対して維新の会の幹部はどのようにごまかずのだろうか。吉村は街宣の時に「不祥事を起こす人もいますけど許してやってください」と発言している。彼らの頭の中ではそういう不祥事は「ちょっとやんちゃしちゃった」レベルのことであり、党そのものがマイルドヤンキーや半グレ、元暴力団員、勝共連合メンバーなどの反社を大勢抱え込んでいるためにそういう不祥事はこれからも起き続ける可能性が高い。もともとクズみたいな人が集まってる政党だから、変な人が出てくることはお約束なのである。
議員辞職するしかないレベルのこの問題を維新幹部はどう扱うのか。今後の展開が注目である。それにしてもよくそこまで腐った人間ばかりを集めてこれるもんだなと、改めて維新の会のクズ人材発掘能力には敬服してしまうのである。
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