2022年11月27日(日) |
吉村洋文は殿様のつもりか? |
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尼崎市長選挙で現職から後継者指名を受けた松本眞さんが当選した。維新の会が「勢力拡大」「党勢拡大」というくだらない理由で送り込んだ大原隼人は大差で敗北した。しかし尼崎市民の中に大原隼人に投票した人も4万人以上いたのである。尼崎市を大阪の植民地にしてもいいという奴隷根性の市民がそれだけいたということも厳然たる事実だ。
吉村洋文は、この選挙の結果を受けて次のようにツイートしていた。
吉村洋文(大阪府知事)
@hiroyoshimura
尼崎市長選挙、敗北です。我々の力不足です。その中でも、応援頂いた皆様、投票頂いた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
午後11:37 · 2022年11月20日
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このつぶやきを、彼は「大阪府知事」という肩書きでツイートしてるのである。選挙で維新候補が落ちたことを「敗北です。我々の力不足です」と書いているのだ。これを大阪府民であるオレはどんなふうに受け止めればいいのか。
大阪府は「府」として勢力拡大の方針を持っているわけではない。「府」というのは「都道府県」という一行政単位である。その代表である吉村洋文が、大阪以外の土地の首長選挙に関してこのようなツイートをしているのだ。尼崎で「大阪府知事が勝つ」とは」どういうことなのか。そのおかしさを理解してもらいたい。
大阪の人間が全員維新を支持しているわけではない。投票率の低さを考えると維新に洗脳されて支持している馬鹿の比率は人口のせいぜい13%程度である。そこに公明党の組織票と、利益誘導されたお仲間企業の票が入るから維新議員が当選できているだけのことである。
「大阪の人間なのにどうして維新を支持しないのか?」ということをオレに向かって言う人も居る。これは極端に言えば「DQN地域に住んでるくせになんでおまえはDQNじゃないのか?」と言われているのと同じである。オレは大阪を維新城下町であるとは思いたくないし。たとえ維新のようなDQN政党に支配されていてロシアのようにマスコミが嘘ばかり垂れ流すディストピアにあるとしても、一人のレジスタンスとして抵抗していきたいと思っている。
まるで戦国大名、殿様気取りで選挙の度に「党勢拡大」ばかり考える吉村洋文の背後にいるのはどんな勢力なんだろうか。大阪を習近平の一帯一路構想に組み込み、中国人投資家が大阪の土地を買いあさってるという現状から予測できるのは彼らが中国のエージェントかもという疑いである。ただ、松井一郎が統一教会ときわめて近い立ち位置の人間であるという事実を思えば、背後の勢力が何なのかはますますわからなくなる。
オレは大阪を守りたい。大阪を食い物にしてゼニをフトコロに入れる利権集団から大阪を守りたいのである。テレビに出てパフォーマンスするだけの知事はいらない。本気で大阪のためになることを考えてくれる人が知事になって欲しい。カジノを作るために1兆円つぎ込み、そのカジノが南海トラフ事件の津波で廃墟になるという未来をオレは危惧しているのだ。
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