2022年09月10日(土) |
大阪南部はDQN地域である |
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オレの住む地域に少し前に「セブンパーク天美」という商業施設ができた。シネコンも入ってるしなかなか便利である。またイオンモールも近い。少なくともオレは日々の買い物にそんなに苦労していない。商業施設はすでに飽和状態である。老舗のスーパーはどんどんテナントが撤退している。ご近所のイズミヤのフードコートは壊滅していて、ミスドもたこ焼きもなくなり、今はマクドナルドとインドカレーの店だけになってしまった。
人口は減少しているし、若者世代は居ない。大阪市内に通勤するのにきわめて便利な場所でありながら、治安も悪く教育水準も低い河内松原という地域はもはや限界自治体である。わざわざ好んで住む場所ではないのである。たまたま親がそこに家を建てたからオレはそこに住んでいるのだ。
そのすぐ南である堺市美原区に、なんと「ららぽーと堺」という巨大な商業施設がこの秋にオープンするのである。その前は何度も車で通過しているのだが、とにかくでかいのである。しかし近くにはオークワもある。ここにららぽーとができればオークワにとっては大打撃のような気がするのだ。どうして他の店にとっていやがらせとか思えないところに大型店は出店してくるのだろうか。これも資本主義という弱肉強食の世界では仕方ないのだろうか。
大阪には二つの大きな川が流れている。淀川と大和川である。この二つの川によって大阪は3等分される。上・中・下のその3地域は、民度も治安も教育レベルもそのまま上・中・下なのである。大阪南部というのは日本でもおそらくもっとも治安のよくない地域だろう。そのような地域だから清原和博(岸和田)やダルビッシュ有(羽曳野)という日本のDQN文化を代表するような人が生まれたのである。
そんな南大阪にオレのような教養ある文化人がいることは全く場違いなのである。オレは小学生の頃から疎外感を味わっていた。なんでまわりの連中はこんなにやんちゃなんだろうか。どうしてもっと大人の振るまいができないのだろうか。そうした疑問をオレは持ったまま大学生となって京都に住んだ。そこでしばらくの間オレは「京都人」のふりをした。もう二度とあの南河内というDQN地域には戻りたくないと思っていたのである。
しかし、社会人となったオレが赴任した勤務先は、南河内のど真ん中にある学校だった。オレはこの地域から逃れられないという宿命を背負わされていたのである。そうしていつしかオレはその地で結婚して子どもができて、オレの二人の息子はやはりそのDQN文化の中で育つことになったのである。
大阪は南と北では全く違う。大阪南部というのはもう最悪だ。児童虐待も多いし少年非行も多い。パチンコ屋は繁盛し、そこには生活費をパチンコに使い果たしたオバハンがホテル代のお釣りと引き換えに売春する世界がある。すでに絶滅したはずの昭和のヤンキーがいる。子どもの頃に大阪城公園に行ったことのない田舎者が知事になって「昔の大阪城公園は怖かった」などとほざく。そう、吉村知事は南河内の中でも特にディープな河内長野という地域の出身だ。かつてその地域は楠木正成という武将が支配し、悪党と呼ばれていたのである。変に忠臣として祭り上げられて湊川の戦いで命を落とした訳だが、そういう生き方は本来の南河内の人間の生き方ではないのである。
とにかく大阪南部、南河内も泉州もどちらもかなり治安が悪いのである。金持ちはあまり居住してないのである。小金が貯まればこんな土地はさっさと捨てて阪神間に移住したりしてハイソな生活に逃げるのである。それが正解なのである。金持ちがあまりいない南大阪に巨大商業施設を作ってもおそらく「見るだけの客」にがたくさん来るだけである。
その地域にもうすぐ完成する「ららぽーと堺」の前をオレは何度も通過したが、そこはよく交通渋滞する場所である。国道309号線の慢性渋滞がさらに悪化することをオレは確信するのであった。
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