2022年08月08日(月) |
下手くそは運転するな! |
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8月7日夜、大阪府の阪和道上り線で家族5人の乗る車が料金所の縁石に衝突して横転し、6歳の男の子が車外に投げ出されるという事故が起きた。助手席に乗っていた母親と投げ出された6歳の男の子は死亡したが、チャイルドシートを着用していた3歳の二男と、おそらく同乗していた4歳の女の子は助かった。
この事故を報道するニュースを視ていて、オレは奇妙な違和感を覚えたのである。「ジュニアシートがあれば助かった」「車外に投げ出されたから死亡した」という感じで、ジュニアシートが大切という結論に持っていこうとしていたからである。それはカー用品を売りたいというスポンサー側の意向なんだろうか。
「縁石」という報道に仕方にも問題がある。「あれは料金所ガード」と呼ぶべき、巨大なコンクリートの防護壁である。くさび形になっていて、料金所に馬鹿な車が突っ込んできても料金所を完璧に守ることが目的なのだ。そうでないと高速で突っ込まれた時に係員が危険なのである。
その巨大なコンクリートのくさびに向かって、ちゃんと前を見ていない馬鹿な父親が高速のまま突っ込んだのである。もろに左側正面からコンクリのくさびにぶつかった助手席部分が大破して子どもたちの母親の命を奪ったのだ。どんだけ運転下手くそやねんとオレはあきれるのである。
高速道路を走るとき、オレは必死で前方にも後方にも注意している。特に怖いのは田舎の高速道路が対面通行になってることだ。どんなに気をつけても正面から突っ込まれれば逃げられない。また豪雨や夜間の視界の悪いときは狭い車線から外れずに走ることだけでもかなり困難なときがある。しかし、そこをきちんと走れるということが免許を持つということなのである。オレが守ってるのは自分の命だけではない。周辺を走るクルマ全ての命運がオレに掛かってるのだ。絶対に事故を起こしてはならないのだ。
スーパーの駐車場に車を止めるとき、絶対に下手くその隣には停めたくない。だからクルマの4隅に傷があるようなクルマの横は絶対に避ける。老人マークや初心者マークの横にも絶対に置かない。できるだけ端っこ、できれば他のクルマが近づけない一番奥のスペースなどを狙う。それが自己防衛なのである。
高速道路で止まってる車に突っ込む馬鹿とか、下手くそなくせに車線変更を繰り返して前に行こうとする馬鹿とか、変な新興宗教にだまされてお布施する馬鹿とか、犯罪者しかいない政党に投票し続ける馬鹿とか、そういう馬鹿とオレはお友達にはなりたくないし、そもそも関わりたくないのである。
カー用品店でジュニアシートを買うことは間違っていない。しかし一番大切なことは絶対に事故を起こさないことである。眠くなればほっぺたにビンタを入れて痛みで気合いを入れるくらいの根性がないやつは運転する資格はないのである。
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